新ブログに移転中です。

ちょっとフライング気味ですが、ネットショップ(モリナ透明ガラス工房GlassArea)、森永豊のホームページ(私的な詩的吹きガラスたち)、ブログ(森永豊のガラス小屋日記)を統合して、一つのサイトにまとめようと、作業中でしたが、新ブログのurlを正式に告知いたします。

morinagayutaka.com です。

容量の関係から3つのサイトを別サイトにしていたのですが、そろそろ私も脳が不活性化しだして、管理もめんどくさくなってきたので、一本にまとめようと思うのです。

まだ記事も少なく、ショッピング機能までつけるのには時間がかかると思いますが、よろしくお願いいたします。
このブログをどうするか悩んだのですが、選んだ記事だけ推敲して、新ブログに移すことにし、このブログ自体は残しておくことにしました。
リダイレクトで、自動的に新ブログに飛ばすこともできるようですが、どうもめんどうくさいのでやめました。

新ブログに移す記事は、私の勝手な基準によりますので、よく読まれてるとか、検索でヒットしている、とかは関係ありません。
移した記事は、二重に同じ記事があっては検索上いけないので、こちらのブログでは非公開になり、読めなくなります。
ご了承ください。

新ブログのリンクです。

森永豊のガラス小屋

クロームブラウザがhttps化してたのに、sslの更新を忘れてて、サイトが見られなくなっていた問題を解決しました。

このサイトをしばらくほっといて、sslの更新をしていなかったので、ブラウザですぐには開けなくなっていたようです。

サーバーでsslの設定を更新しましたので、大丈夫になりました。

今は、サイトのurlがhttpsとなっているのがほとんどです。そして、昔のhttp つまりSが付いていないサイトは、このような警告が出るようになっています。

何だかサイトの運営者が、プライバシー情報を抜き取るんじゃないか?と思われるような感じです。

そんな高度な技術を私が持っているはずもないのですが。

しかし不安を与える感じなので、こんな表示が出たら、だれも寄ってこないと思います。

なんでこうなったかというと、クロームブラウザが、2018年からhttps化していないサイトには強制的に上記の表示を出すようにしたからだそうです。

参考サイト:
2018年7月にリリースされたChrome 68より、https化されていない全てのサイトに対して強制的に警告が表示されるようになりました。

なかなかサイト運営も楽ではありません。

ssl化の前は、サイトのスマホ対応に追われて、お気に入りのブログテーマを変えました。

こういう流れで、ブログを続けるのがめんどくさくなり、離れていった人も多いのではないでしょうか?
そして今はユーチューブ全盛でわざわざスマホで、人のブログを見る人もだいぶ減ったと思います。

しかし私はユーチューブなどの動画系は苦手です。
必要な情報がすぐには見つからないし、宣伝は多いし、動画の中の情報の検索も出来ません。

必要な情報にたどり着くスピードは、文字と写真で出来ているブログのほうが早いです。

ただし運営者側はインターネットの進化にその都度、対応していくのが面倒くさいですが。

そういうこともあるので、順次、昔のブログを含めて、このサイトも移転中です。
すごく時間がかかってますが、将来は一本化する計画です。

とりあえず、見られるようになりました。
今後ともよろしくです。

グーテンベルグに押されてワードプレステーマ選び、評判調べてさっさとSWELLに決める。

さて、いよいよブログ移転計画が本格化してきた。

サーバーはコノハウイング、ワードプレスのテーマはSWELL、ドメインはmorinagayutakaにする。
まだ自分の名前で独自ドメインが取れた。
有名人の名前や、著名観光地などのドメインを、いまのうち取っておけば後で高く売れるかも知れない。などと、山師のようなことを考えるが、こうゆうのはもうだれかが、ひそかにやっているのだろう。ブラックな世界では。

ワードプレスの記事の編集画面が、グーテンベルグ!といって完全に変わるらしい。
さすが、というか、大胆な変革で、ついてこれるやつはついてこい!という感じだ。

それで、このブログも、グーテンベルグ編集に対応しないといけないのだが、テーマが古いので、新しいグーテンベルグ対応のテーマに変えたら、いろいろ細かいところに破綻がでてくるだろう。

で、このブログは、しばらくこのままで、新しいブログを立ち上げてから、ぼちぼち移転していく事にした。

次のブログのテーマはこれ。

グーテンベルグに完全対応。
値段は少々高めだが、ブログの使用制限がない、つまり、どんだけ使っても、最初払ったお金ぽっきり、追加課金なし、という太っ腹なところに惚れてしまった。

SWELL 公式サイト

SWELL ダウンロード

ブログ移転にあたり、昔のブログにアクセスしてみる。

ここのところ、すっかりご無沙汰していた昔のブログにアクセスしてみた。

吹きガラス 森永豊のガラス小屋日記おんぼろ小屋で今日もコップを吹いている。ガラス工房 Glass Area
これが、今のブログに移転する最後のページ。まだ残っている。FC2さんありがとうございます。

移転したのは2013年の1月23日だ。
fc2ブログの日付は、2022-1-23日になっているが、これは此のお知らせページを常にトップページで表示するため、わざとこの日付に、昔の自分が設定したのだろう。

昔のブログで、無料ブログだから、読み込み速度はおそく、sslも設定してないので、urlの頭の鍵マークが赤ぺけになっている。

しかし、残っているだけでもありがたい。

このfc2ブログを始めたのが、2010年6月19日あの大震災の約半年前だ。

思えば、独立して、ガラス窯を築いたのが、2000年。そのころの私は、

「パソコンなんぞ頭だけ使っても、何も身につかない。体を動かして身につくものが本物だ!」

と、いう頑固なバカ。だったのだが、2007年ころから、

「やっぱパソコンやらねえと、仕事来ないんじゃね?」

と、危機感を感じ始め、実際そのとおりで、今ではパソコンというか、ネット環境なしは考えられない。

最初は、ウィンドウズ、ビスタを使っていたが、ウィンドウズ独特の言い回し(日本語なのに、頭に入ってこない!)についに頭に来て、ディスプレイのキレイな、iMacを2009年ごろ買った。

ちょうど、iphoneの出始めたころで、マックのOSも一番好きな、スノーレパード、それにスティーブ・ジョブスがまだ生きていたので、毎年のWWDCが楽しみで、すっかりマカーになってしまった。

そして、「ブログでも始めてみっか!」と始めたのが、前述のfc2ブログだったのだ。

そして、怒涛のあの震災後の日々が過ぎて、2013年、ワードプレスで、サーバーを借りてブログをやりたくなり、このブログを始めたのである。

それから8年が経って、2021年1月。痛風発作が、左膝、左足首、左親指の三箇所で時間差発作が起き、左足が全く動かせず、この強烈な痛みをなんとかするには、ただ安静にして、ハレが引くのを待つしかない、という退屈さに、ブログ移転を決めたのである。

そしてもう一つ、移転したかった理由は、独自ドメイン。

自分の名前で(yutakamorinaga)ドメインをとっておけば、一生使える。そして、.comや.jpなどのよくあるドメインは早いもの勝ち。

なので、自分の名前のドメインをとってしまった。

で、これで新ブログをやろうという。

ついでに、昔のFC2ブログもまとめてしまおう。という。

そうゆうことで、最初のブログの写真はこれだった。うーん我ながらういういしい。

つづく。







痛風の痛みは、一日ではとても治らない。

ここ一週間ほど、痛風で、動けない。
痛風の痛みはかかった人なら知ってるだろうが、ひどいものである。

トイレに行くのに、痛くてちょっとずつしか、モーションを加えられないので、ひどく時間がかかる。

「まず、ひだりあしを手前に引き寄せて、ぐおっ!」

ここで30秒痛みを堪える。

「次に右手で、杖を引き寄せる、ぐうお!」

ここで20秒、痛みが引くのを待つ。

いちいち、「ぐう!」だの、「クッ!」だの発しないと、動けない。

足はかように、ひどいのだが、頭はわりとしっかりしているので、暇で困る。
早く、ガラスを作りたいのだが、いちいち「ぐお!」と言いながらでないと動けない。
というか、常に片手は何かに掴まっていないと、自立できないから、どうしようもない。

この痛みを、なんとかしようとしてみたが、無駄だった。

一日では絶対に治まらない。
初日がひどいのは確かだが、2日め、3日めも動けないほど痛い。
それに腫れがなかなか引かないのが困る。

とりあえず、痛み止めのロキソニンと、それが胃に悪いので、胃薬を一緒に飲み、足を少し上げて、冷やすぐらいしか対策はない。

あとは、気を紛らわすために、本を読むか、音楽を聞くか。
頭はなんともないので、頭を使うことなら、何でもできる。

というか、仕事ができないので、何かしたい。

しょうがないので、このブログを移転する事にした。

 

しばらくは、このブログに新規記事も書くけど、早めに新ブログに移転する予定です。

 







    

冬のバナナ

バナナが畑に成った。


温暖化のおかげなのかわからないが、5,6年前に植えたバナナの木に、2,3年前から実が成りだし、今年は丸々と太ったやつができた。

霜が降りる前に木から切って、室内につるしていたら、黄色くなってきて、食べると大変うまい。

今日は12月30日。

年末から年始にかけて雪の予報で、鹿児島でも積りそうで、冷え込んで来たのだか、自分ちの畑でできたバナナを食べている。

変な気分だ。

評判のハリオ 土鍋(3合炊き)の底を真っ黒にして銀化してやった。

どうでもいいことが、ふと気になる事があります。

 お釜の底はどこまで磨くべきか?

キャンプや、屋外炊飯で、薪で調理すると、鍋やお釜の底がススで真っ黒になるけど、昔の人はあれをピカピカになるまで、調理のたんびに磨いていたのだろうか?

という、どうでもいいことが、気になるのです。

答えは多分、

「人によるんじゃねえの?」

だろうけど、それはまあ、そうかもしれませんが昔は全て、薪もしくは、炭で調理していた訳で、どうしてもススがつく筈です。

どう磨いてもススを完全に取ることは難しいです。

ですから、きれい好きな人の鍋の底と、そうでもない人の鍋の底に違いがあるにせよ、標準的、一般的な鍋、お釜の底の黒っぽさの標準色。というものが、名前付きで存在していたのではないか?と。

まあ、どうでもいいちゃそうなんですが。

なぜ気になるかというと、ハリオ の土鍋というものが、ありまして、ふつうにガスコンロで、土鍋ご飯が炊ける、というものです。

薪ストーブでふつうにご飯を炊く。

それで、今年寒くなって、薪ストーブを焚いているのですが、この上で、ご飯も炊いてみようか、という。

で、朝、早起きして炊いてみました。

失敗して変なご飯になったら、家族の朝ごはんがおしまいですからここは慎重に炊きます。

で、まあ、炊けるんですが、ふつうに美味しいご飯が出来上がるのですが。

ふむ。

という。

それが、どうしたと。

「わざわざブログに書くほどの事なのか?」と。

なんだかいわゆる「奥歯にもののはさまったような、」感じですが、何を言いたいのか?というと、つまり、

・・・・「ふつうに炊けすぎて、面白くない。」

なんです。そうなんです。

ご飯が美味しく炊けるという、口コミで評判の「ハリオ 土鍋」で炊いたのだから、ガスだろうが、薪ストーブだろうが、普通に炊けるにきまっとるじゃないけ。

と。

土鍋の底全体に炎を当ててみよう!

で、私は何をしたいのかというと、

「もっと激しく炊きたい!」と。

えーと、勘違いする人もいるかもしれませんので、説明しますと、

この薪ストーブのベースは、新保製作所さんのもので、ちょっと改造してあります。

で、この手の鉄板薪ストーブの上部は、三連輪っかになっていまして、パカっと外せるのです。

外すとストーブの中が丸見えで、当たり前ですが、直火で、焚き火状態です。

賢い人はおわかりでしょうが、何の為にこうなっているかというと、外して、鍋や、窯や、ヤカンを置くと、直火で強い火力で焚けるのです。

置くもののサイズによって、輪ブタを何個外すか決める訳ですね。

全部外すと、バカッと大穴が空くという。

で、このような便利なものですが、私はめったに外しません。

なぜなら、直火で焚くと、底がススで真っ黒になってしまうからです。

つまり、「掃除がめんどい。」

ものぐさです。昔の人が聞いたら間違いなく怒られるはずです。

で、ハリオ 土鍋に戻りますが、さっきの画像でわかるように、炊く時に、土鍋の底しかストーブに接していません。

ちょっと火力的に弱い感じがします。

とはいえ、ハリオ 土鍋はガスコンロで、底に強火を当てて炊くように設計してあるので、薪ストーブでも普通にうまいこと炊けるのですが、私は、

「もっと炊いてみたい。」

つまり、薪ストーブの輪っかを外して、直火で激しく窯の底全体にほのおを当ててみたくなったのです。

そう!底がススで真っ黒になるのも厭わずに!

「やってみましょう!」

あ、ちなみに薪で焚く、直火が当たる前の、土鍋の底は、こんな感じです。

なんと!今どき珍しくも、「MADE IN JAPAN」と刻印してあります。そして、「HEATPROOF CERAMIC」なるほど、耐熱陶器と。

「さて、激しく炊いて」みましょう。

輪蓋を二輪っか外して、ハリオ 土鍋君をガバっとストーブに突っ込みます。
底が直火で炎に当たりますので、かなり効率がよさそう。

炊き始めは六時半ごろです。

どんどん薪をくべて自分もあったまりつつ、土鍋がわいてくるのを待ちます。

12分ほど経過。土鍋が沸点に達したようです。

さらに焚いて17分ほど経過。ぐらぐらと、お米のおねばが、大きな泡になって湧き上がって来ました。
ガスコンロだと、もっと早く湧いてくるのですが、今回、炊き始めが、朝、火の入っていない薪ストーブで、炊き始めたので、その分、時間がかかったようです。

炊きあがりは匂いでチェック!

さて、ここからが肝心で、目が離せません。

ほんの少し、底が焦げて、きつね色になった炊きあがりを目指します。

上の蒸気穴から、吹き出す湯気の匂いが、ほんの少し焦げた匂いになったら、ご飯の底が、ほんの少し焦げた証拠なので、火から下ろします。

さて!どうでしょうか?

ばっちりきつね色です。

これはもう今朝は卵かけご飯ですね。のりをかけて。

さて土鍋の底はどうなった?

さて、食べ終わって土鍋の底を見てみます。

おお、やっぱり真っ黒ですね。
ま、ご飯がおいしかったからしょうがないでしょう。

スチールウールで、ごしごしと磨きます。

きれいに、銀化したスス色が出てきました。心なしか、「MADE IN JAPAN」も誇らしげに見えます。

銀色のいぶし瓦を作るやり方といっしょな訳ですね。

いい色です。

銀ねずみ色。という感じでしょうか。

これからもっと薪で焚いたら色が変わっていくのでしょうが、

もうやりません。

やっぱりガスのほうが楽です。

 

黒くならないし。

ガラス蓋で炊きあがりがよく見える!ハリオ土鍋のご飯お釜







    

煙の出ない燃やし方 TLUD(上部点火上昇気流ストーブ)と焚き火の違いを考える。

以前書いた私の記事、

煙の出ない燃やし方

を読み返して見ると随分、冗長で、恥ずかしくなり、追記することにした。

追記というか、以前の記事の、前のほうにもっとすぐわかるように書いたのだが。

しかし、結局長くなってしまったので、またここで言っておきます。

煙を出したくなかったら、1にも2にも乾燥です!

煙の原因はほとんど水分です

やれやれ、ほっとした。

以下、今回追記した文章です。

急いでいる方のために結論から言っておきます。

煙を出さずに燃やすにはとにかく乾燥させること。

それだけです。

野焼きなどで、もくもくと上がるあの煙の原因は、水分です。

一見乾いているように見える草刈りのあとの、数日たった枯れ草でも、まだ水分はだいぶ残っています。

ですから、野焼きすると、もうもうと煙が上がるのです。

2年ほど、軒下で十分に乾燥させた薪なら、ほとんど煙は出ません。

それでも少しは出る煙を、全くと言っていいくらい出なくするのには、以下に申し上げる方法がある。ということなのです。

つまり、ロケットストーブやTLUDストーブ(Top-Lit Up-Draft Stove)、あるいは出た煙をもう一度バーナーで燃やす方法などです。

煙を出したくなければ、燃やす前に乾燥させる時間がどうしても必要なのです。これはいかんともしがたい事実です。

しかし、今のこの初冬の時期、枯れ葉や、剪定した大量の枝葉などをじゃまくさいので、とっとと燃やしたい。

という方もいらっしゃるでしょう。

「うちら田舎じゃけん、煙なんどで文句いう人はおらせんだら!」
(えっと何弁だっけ?)

という方は、まあいいとして。

比較的、人家があるのに、

「多少の煙はやむなし!今日日曜なので、今日やりたいんじゃ!煙がなんぼのもんじゃい!文句あるんなら・・・、ヤキイモあげようか。」

と実は、ご近所に気を使う方は、

とりあえず穴を掘って燃やしましょう!

穴を掘って燃やすのは、TLUDストーブの原理に近い燃やし方で、
素焼き、
(えっとつまり、そのまま地べたで燃やす。ということですね。なんだっけ?直焼き?あるいは、ふつうの焚き火?)
に比べると、煙を少なくできます。

と、ここまで読まれて、急いでいる方は、以下長いので、読まずにすぐ穴掘りを始めてください。

TLUDストーブってなんぞや?

とか、うんちくはまあ、あとでついてきますので。

うんちくを読んでいたら、日が暮れてしまいます。

日没後、暇だったら、ひとっ風呂浴びて、心地よい疲れとともにビールでも飲みながらまた読んでいただけると、私としては望外の喜びです。

さて、ではお暇な方は以下おつきあい下さい。

TLUDストーブってなんぞや?

Top-Lit Up-Draft

つまり、

上(トップ)に(火を)灯けて、上昇気流を起こす。(空気を上に引く)燃やし方です。

ウッドガスストーブ、キャンプストーブなどの、商品タイトルで、市販されていますし、自作することもできます。

燃焼物の、上に点火し、燃やしていくことで、周囲あるいは下部から、燃焼のための空気を取り込み、強い上昇気流を起こし、それにより、火が強まれば強まるほど良く燃えるサイクルを生み出すという原理です。

火が強まり、強い上昇気流が起きると、さらに燃焼のための空気が取り込まれやすくなり、上昇した木質ガスが、周囲の空気と混合し燃焼する、いわば二次燃焼に近い現象が起き出します。

こうなるとこっちのもので、多少煙が出ても、炎のトップ部で、燃やし切ってしまいます。

すばらしい!

で、フツーの焚き火とどうちがうねん?

ごもっとも、どっちも同じ野外火で、同じように感じます。

が!

普通、焚き火をする時は、じょじょに燃やしていきます。
まず、新聞紙を丸めて、その上に細い枝葉をのせ、その上に少し太めの枝をのせ、それから下のほうに点火します。

火が大きくなってきたら、太い枝や、割った薪を入れて火を安定させていきます。

つまり、焚き火は下から点火するのです。

そうして燃えるうち、当然焚き火でも上昇気流は起きます。

ところが、上昇気流とともに燃えている炎の状態、というか内容がTLUDと焚き火では、じゃっかん、違います。

TLUDは上が燃えていて、下部は冷たいままです。

ところが、焚き火は上も熱いが、下も熱いです。

これにより、TLUDストーブは、すぐに燃えやすい、木の燃焼ガス(水素が混ざっている)から先に燃え、木の内部の炭素(つまり炭になる部分)はあとから、ゆっくり燃えてきます。

しかし、焚き火は、上も下も燃えていますので、木全体の成分が、同時に燃えている状態です。
木質ガスも、炭素も、炭になっている熾火も、そして、水分も、水蒸気も、全部同時に炎の中にあるのです。

ですから、煙が出やすい。

TLUDストーブの燃焼は、上が燃えつつ、だんだん下に移って燃えていくので、燃えているのは木質ガスが多いです。木質ガスが燃えきると、熾火、つまり、炭素、ようするに炭だけが残ります。

これに、土をかけるなり、密閉容器に入れるなり、あるいは水をかけてしまえば、簡易炭が出来上がります。

焚き火は、炭素も同時に燃えますので、水をかけても、残った木と、少しの炭しか残りません。あと灰ですね。

こう書くと、焚き火と、TLUDストーブ、だいぶ違いますね。
私も書いていて、びっくりしました。

さて、そういう事で、なるべく煙を出さずに燃やしたい方は、穴を掘って燃やして下さい。

穴の内壁が、火を断熱し、かつ、熱を反射しますので、よく燃えるはずです。

凝るのであれば、「ダコタホール」といって、空気取り入れ用の穴をもう一個、隣に掘って底のほうでつなげると、さらによく燃えるようです。

まあ、そこまでしなくても、火が強くなってきたら、「ボッ!ボッ!」と、炎の脈動が起きて、穴の周辺部から、空気を取り込み、二次燃焼現象も起きてきます。

炭を取りたい方は、こっちの「ただの穴」ほうが、無駄に空気を取り込んで、熾火を灰化させないので、いいかと思います。

商品的に、無煙炭化器なるものも、モキ製作所さんから、販売されています。

より、かっこよく燃やしたい方は、買ってみられてもいいのではないでしょうか?

穴を掘らなくてもよさそうですし。

ステンレスなので、サビて朽ちる心配もないし、熱の反射も土よりは良いのではないでしょうか?

私も欲しいところですが。どうしよう。

v

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充電式バッテリーチェンソー。充電式工具について。 バッテリーチェンソーは必要か?充電式バッテリーチェンソーのその3

やはり、バッテリー工具は、気楽に持ち運べていいです。

コードがないだけで、気持ちがずいぶん違います。
これからは、充電式の工具、家電、そして今まではエンジン式だった、草刈り機や、チェンソーの充電式バッテリー化が進むのではないでしょうか?
なにせ、車も、アメリカ、中国で急速に電動化が進んでいます。
技術もどんどん革新的に進歩していくでしょう。

問題は、器具を買うたんびにアダプターやら、充電ケーブルが増えて行くことですが。
これが一個で済んだら片付くのに!
と、よく思います。

で、互換性が大事になってきます。

牧田君などは、自社のバッテリーを、いろんな電動工具で、使えるように、バッテリー囲い込み作戦を実行中のようですが、
いかんせん、大メーカーで、昔から、いろんなバッテリー工具を作っているせいで、やたら種類が多い。
ボルト数だけでも、7.2V10V14.4V18V36V40Vとあり、それに、容量を(Ah)掛けるとかなりな数。
それに、18V仕様だけど、14.4Vも使える。なんてのもあったりする。

ここで困るのが、どれがどれに合うのか?

バッテリー、充電器がセットになった商品なら、問題ないのですが、一回それを買って、次に工具だけを買おうとする場合。

当然、自分の手持ちのバッテリーに合うのかどうか、確認しないといけないのですが、意外と、その情報が分かりづらいのです。
販売サイトによっては、本体のみ売っているのに、適合バッテリの型番の表示すらなかったりしますので、また検索して調べる羽目になります。

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お願い、牧田さん。
逆引き辞典みたいに、このバッテリーなら、この工具に合いますよ。みたいな表を作って下さったらありがたいです。

たとえば、バッテリーBL1840に合う、工具はこれです!
と、バッテリの型番からバーッと充電式工具の、一覧が出たら、

「ふむふむ、今オレは18Vのバッテリーチェンソーを持っているから、次は、このバッテリーに合うインパクトか、レシプロソーを買うか。」

と、計画できる訳で、ずいぶん売上も伸びると思うのですが。

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今回はとても調べるのがめんどくさかったです。

すいませんね、買ってないのに文句ばかり言って。
でも。私は本当に牧田のファンなのですよ。
(ってなんか呼び捨て)

で、コーシンのバッテリーチェンソーに戻る。

で、コーシンさんのバッテリーの互換性はどうなのか?

と、コーシンさんのサイトに行ってみる。

コーシン KOSHIN

お、いきなりトップページにおばちゃん(もとい、おねえさん)の作業風景が出てきてリラックスします。

なるほど、この、誰でも安全に使えるように、というコンセプトが、あの少々過剰とも感じた充電式チェンソーの、過負荷ストップ機能、キックバックガード、などに現れているのですね。

そして、肝心のバッテリーは、何と!

スマートコーシン共通バッテリーシステム

を宣言しており、ボルト数は18vと、36Vのリチウムイオン電池のみ、容量は、2Ah,2.5Ah,5Ahの三種類と、これだけ。

 

わかりやすくて、いいです。

たとえば、今回の充電式チェンソーには、バッテリーが18Vのものが付いて来ましたので、

「よし、次はこの草刈り機を買ってみっか。」

と、あまり調べずに決断できるのがいいです。

なんかコーシンさんの宣伝みたいになってしまいましたが、まあ気分は、あまり知られていないインディーズバンドを密かに応援するファンみたいな感じですか・・・

「あまりビッグになって堕落するなよ。」

みたいな。

(◯◯◯みたいになるなよ・・・小声)みたいな。

できればこのままのバッテリーラインナップで、成長していって下さい。
よろしくお願いいたします。







追記、というか、タイトルに「バッテリーチェンソーは必要か?」と書いてしまって、答えを言うのを忘れていました。

アンサーは「必要です。」「ないよりはあったほうがずっといいです。」

やはり、コードレスは強いです。
パッと手に持ちたくなります。

コード付きの、電動チェンソーも持っているのですが、コードをずるずると引っ張っていって作業し、終わると、コードをまとめて片付ける。のが、今やめんどくさくて、ほとんど使っていません。

また、エンジンチェンソーは、やはり、うるさいですし、万が一、刃がずれたり、キックバックを起こすと、大怪我をするので、使うのに緊張します。

このコーシンチェンソーの、安全機構は、その点、安心して使えます。前も言ったように、ちょっと大げさで、心配性の年寄りのような効き具合ですが、怪我を思えばまあ、よしとするところです。

ところで、最後になんですが、実は私は、電動工具のバッテリーは、そんなに互換性にこだわらずに、買ってもいいのではないかと思っています。

「さんざんオレに文句たれてて、何だそりゃぁー」と、マキタ君のむくれ顔が来そうですが。

だって、ほら、こっち使ってて、次こっちの工具に付け替えてって、めんどくさいじゃないですが。
バッテリ使い回して、減りが早まるのもいやだし。
なんなら、全部専用のバッテリでもいいよ。

と、まるで、朝と夕方、ゆうことが全然違う、絶対に上司にしたくないタイプの上司のようですが。

いやだから、本当のところ、今回買う充電式バッテリーチェンソーは、マキタでも、スチールでも、リョービでも、ハスクでもどこでも良かったのだよ。

ただ、

充電式バッテリーチェンソー

でありさえすれば。

だから、たまたま、目についた、

コーシンの充電式バッテリーチェンソーを買った。

のでした。

お粗末さまでした。

せっかく充電式バッテリーチェンソーについて、いろいろ調べたので、ついでに比較記事を書こうと思ったがめんどくさくなってきた。書くかもしれんし、わからんです。ではまた。

充電式バッテリーチェンソーいろいろ比較して悩んだが、突然、朝、コーシンの充電式チェンソーを買った。その2
充電式バッテリーチェンソーいろいろ比較して悩んだが、突然、朝、コーシンの充電式チェンソーを買った。その1

充電式チェンソー 工進 スマートコーシン KOSHIN

充電式バッテリーチェンソーいろいろ比較して悩んだが、突然、朝、コーシンの充電式チェンソーを買った。その2

さて、店員さんに箱を出してもらいました。

「今ならバッテリープラス一個付き(合計2個)」

と、赤丸入りで、まごう事なく書いてあります。

 

「枝切りにおすすめ!」

とあります。枝切り人が想定使用ターゲットなのですね。

家に帰り、箱を開け、オレゴンのチェンソーガイドバーと、刃、バッテリーを取り付け、チェンソーオイルを入れます。

「うむ。よいではないか、かっ、かっ、かっ、」

コーシン充電式トップハンドルバッテリーチェンソー

 

トップハンドルはやはりバッテリーですね。(なんだその宣伝?)

ガイドバーの先端にキックバック防止の黒いガードが付いています。

中央の大きなオレンジ色のハンドルは、チェーンの張りを調節する為のもの。

左下の薄いのがバッテリー(リチウムイオン、18V,2,0Ah)

ちょっと容量少ないかな?

バッテリーは、本当に2個入っており、
本体に、残量表示のLEDが付いています。

 


充電器は、アダプターと、差し込み部だけの簡素なもの。
このへんで、コストをおさえてあるのでしょうか。
こんなもんで十分です。
アダプターの出力は、21.5Vです。

残量表示つきのバッテリー
コーシンの18Vバッテリー

反対側からの画像。

キックバックガードがよくわかります。
中央上のキャップを外してオイルを入れます。
ちょっと斜めっていて、入れにくいのが難点です。

ガイドバーケースと、チェンソーオイル(一回分ぐらい)が付いていました。すぐ使えるので、親切。

ホールドした時。

 

片手で軽く持てます。
持てますが、片手で切ってはいけません!

上の四角いのが、メインスイッチ。
今はグリーンですが、負荷がかかったりすると停止し、レッドになります。もう一回押せば戻ります。

お尻部。
丸いボタンを押しながら、バッテリーを外します。
フックなどをかけるリング付き。
樹上で、アーボリスト気分になりたい時用。

さて、切ってみます。

「シュイーン!」と、やや高い音。

夜作業するのには、はばかられますが、夕方、なんなら朝方でも大丈夫そうな感じです。
もちろんエンジンチェンソーと比べると、格段に小さい音です。

Φ5センチから8センチくらいの太さの木なら、楽々切れます。

調子に乗ってΦ15センチの桜を切ってみます。

乾燥しきっていて硬いです。

 

キックバックガードが当たるので、中まで刃を差し込めず、芯の部分が残りましたが、最後はノコで切りました。
最初からノコで切るよりはずっと楽です。

黒いキックバックガードは、先端のガイドバーに、リベットで、かしめて止めてあるので、簡単には外せません。

外そうと思えば、リベットの頭をサンダーで削って外せるのでしょうが、安全性は低くなります。

このバッテリーチェンソーは、少しの負荷で、保護機能が働き、停止します。ちょっとセンシティブすぎるくらいです。
それを考えると、ガードは無くてもいいように思いますが、
実際ほかのメーカには付いていないようですし。
悩ましいところです。

「この部分を使うと、キックバックが起きますよ!」

という、警告だと思って、しばらくはこのまま使ってみましょう。(リベット止めを、ボルト止めに変更してもいいか。)

!改造はいけません!!

さてさて、直径5,6センチくらいの丸太を、7,8本。
と、桜の径15センチ丸太を一本、切りました。

バッテリー残量は一個表示になりました。

バッテリーが、2Ahなので、もちが心配(マキタは4Ah)でしたが、夕方の空き時間に、軽く薪を作る程度なら大丈夫なようです。

時間は30分ぐらいでしょうか?

今まで私は、細い木は、ナタで切るのですが、ちょっと太めの木、ナタで切るのはきついな。というのを、ノコで切っていましたが、まさにその太さの木を切るのに最適です。


これで腱鞘炎の心配が減りそうです。

 

さてまあ、そんな感じで、使えるやつでした。

もう一個のバッテリーを使ったら、まだ作業出来たでしょうが、今日はこれぐらいにしときましょう。

今回、バッテリーチェンソーを買うに当たり、いろいろ調べましたが、まだ数が少ないので、比較しやすかったです。

今回バッテリーチェンソーについて感じたことを次回まとめて書いてみたいと思います。

 

充電式バッテリーチェンソーいろいろ比較して悩んだが、突然、朝、コーシンの充電式チェンソーを買った。その1