蚊がお湯に弱いように・・

さすがに暑い鹿児島も、朝夕は涼しくなって来て、少しは一息つけるようになった。

仕事終わりの水風呂に浸かる時間も短くなって来て、もうそろそろ、この習慣もおしまいか、と思うと少し寂しい。

ドロドロの汗だくになって、熱中症寸前でくらくらしながら入る水風呂の気持ち良さは、やはり40度超えの環境でないと、あまり気持ち良くない。
というか、たぶん、この急激な温度の落差に反応し、脳内で何かの中毒性のある快楽物質が出ているのではないか?
ちょっとした麻薬物質に近いような。

そういえばサウナから出て、ブワシャーンと水風呂に入り、「うフォー!」などど、奇声を上げている人の周りにはあまり近づきたくないが、やはり、麻薬物質的なうさんなかんじを直感的に避けているんだと思う。

気をつけよう。お互い。

で、まあうちの40度超えの工房であるが、ドアや窓を開けっ放しにしているので、蚊が入り込み水を張っているバケツなどに卵を産み付ける。
しばらく水を取り替えないでいると、そのうちボウフラが、プルプルしているのを発見するのだが、このバケツをバケツごと窯の熱い所に置いておくと(ちなみにブリキ製のバケツです)そのうちお湯になり、ボウフラは全滅してしまう。だいたい50度くらいで、もう死んでしまうのじゃないだろうか。

だから意外とボウフラは熱に弱いのである。
蚊に刺された時、お湯を掛けたり、お風呂に入るとかゆみが引くのも、蚊の毒がお湯に弱いかららしい。

ま、そんな訳で、私もすっかり水風呂に慣れてしまい、お風呂にお湯が入っていると、違和感を感じるようになってしまった。
まさか入って死にはしないが、弱りそうな気がする。

baketu20178