台風が過ぎ去って、さわやかに晴れた。しかし実に・・・・
今回の台風、じつに暴力的なやつだった。
そして、その前の、関空に大打撃を与えたやつも、暴力的だった。
風の強さもあるが、その強い暴風が、「いきなり!」
来るところに、暴力性がある。
強風域に入った時は、「ま、あんま大したことないな。」
という程度の風なのだが、
ひとたび暴風域に入った、とたん、猛烈な暴風に襲われる。
なんかに似てるな、と、思ったら、いきなり切れるヤツに似てる。
そして最近の気候が、総じて、このいきなり感が強い傾向にあると思う。
「暑い、暑い!」と言ってたら、いきなり冬のような寒さになったり・・・
すさまじい、どど降りの雨が、いきなり始まったり・・・
で、今回言いたいのは、台風予報の黄色い「強風域」いらんのでは?
という事です。
なまじ、強風域があるから、
「お、今、強風域か、大したことないから、ま、大丈夫だべ。」
と、油断してたら、いきなり暴風域に入って、身動きできなくなる。
「強風域」といういわば、「緩衝地帯」が無くなった、と言ったら極端だが、
無くなりつつある・・・・
のは、近頃の気候の傾向、(極端に変わる。)(緩衝地帯が短い、秋とか、春とかのゆるやかな気候が短くなった。)に、合致している。
と思うのだが、どうだろう。