冬のバナナ

バナナが畑に成った。


温暖化のおかげなのかわからないが、5,6年前に植えたバナナの木に、2,3年前から実が成りだし、今年は丸々と太ったやつができた。

霜が降りる前に木から切って、室内につるしていたら、黄色くなってきて、食べると大変うまい。

今日は12月30日。

年末から年始にかけて雪の予報で、鹿児島でも積りそうで、冷え込んで来たのだか、自分ちの畑でできたバナナを食べている。

変な気分だ。

評判のハリオ 土鍋(3合炊き)の底を真っ黒にして銀化してやった。

どうでもいいことが、ふと気になる事があります。

 お釜の底はどこまで磨くべきか?

キャンプや、屋外炊飯で、薪で調理すると、鍋やお釜の底がススで真っ黒になるけど、昔の人はあれをピカピカになるまで、調理のたんびに磨いていたのだろうか?

という、どうでもいいことが、気になるのです。

答えは多分、

「人によるんじゃねえの?」

だろうけど、それはまあ、そうかもしれませんが昔は全て、薪もしくは、炭で調理していた訳で、どうしてもススがつく筈です。

どう磨いてもススを完全に取ることは難しいです。

ですから、きれい好きな人の鍋の底と、そうでもない人の鍋の底に違いがあるにせよ、標準的、一般的な鍋、お釜の底の黒っぽさの標準色。というものが、名前付きで存在していたのではないか?と。

まあ、どうでもいいちゃそうなんですが。

なぜ気になるかというと、ハリオ の土鍋というものが、ありまして、ふつうにガスコンロで、土鍋ご飯が炊ける、というものです。

薪ストーブでふつうにご飯を炊く。

それで、今年寒くなって、薪ストーブを焚いているのですが、この上で、ご飯も炊いてみようか、という。

で、朝、早起きして炊いてみました。

失敗して変なご飯になったら、家族の朝ごはんがおしまいですからここは慎重に炊きます。

で、まあ、炊けるんですが、ふつうに美味しいご飯が出来上がるのですが。

ふむ。

という。

それが、どうしたと。

「わざわざブログに書くほどの事なのか?」と。

なんだかいわゆる「奥歯にもののはさまったような、」感じですが、何を言いたいのか?というと、つまり、

・・・・「ふつうに炊けすぎて、面白くない。」

なんです。そうなんです。

ご飯が美味しく炊けるという、口コミで評判の「ハリオ 土鍋」で炊いたのだから、ガスだろうが、薪ストーブだろうが、普通に炊けるにきまっとるじゃないけ。

と。

土鍋の底全体に炎を当ててみよう!

で、私は何をしたいのかというと、

「もっと激しく炊きたい!」と。

えーと、勘違いする人もいるかもしれませんので、説明しますと、

この薪ストーブのベースは、新保製作所さんのもので、ちょっと改造してあります。

で、この手の鉄板薪ストーブの上部は、三連輪っかになっていまして、パカっと外せるのです。

外すとストーブの中が丸見えで、当たり前ですが、直火で、焚き火状態です。

賢い人はおわかりでしょうが、何の為にこうなっているかというと、外して、鍋や、窯や、ヤカンを置くと、直火で強い火力で焚けるのです。

置くもののサイズによって、輪ブタを何個外すか決める訳ですね。

全部外すと、バカッと大穴が空くという。

で、このような便利なものですが、私はめったに外しません。

なぜなら、直火で焚くと、底がススで真っ黒になってしまうからです。

つまり、「掃除がめんどい。」

ものぐさです。昔の人が聞いたら間違いなく怒られるはずです。

で、ハリオ 土鍋に戻りますが、さっきの画像でわかるように、炊く時に、土鍋の底しかストーブに接していません。

ちょっと火力的に弱い感じがします。

とはいえ、ハリオ 土鍋はガスコンロで、底に強火を当てて炊くように設計してあるので、薪ストーブでも普通にうまいこと炊けるのですが、私は、

「もっと炊いてみたい。」

つまり、薪ストーブの輪っかを外して、直火で激しく窯の底全体にほのおを当ててみたくなったのです。

そう!底がススで真っ黒になるのも厭わずに!

「やってみましょう!」

あ、ちなみに薪で焚く、直火が当たる前の、土鍋の底は、こんな感じです。

なんと!今どき珍しくも、「MADE IN JAPAN」と刻印してあります。そして、「HEATPROOF CERAMIC」なるほど、耐熱陶器と。

「さて、激しく炊いて」みましょう。

輪蓋を二輪っか外して、ハリオ 土鍋君をガバっとストーブに突っ込みます。
底が直火で炎に当たりますので、かなり効率がよさそう。

炊き始めは六時半ごろです。

どんどん薪をくべて自分もあったまりつつ、土鍋がわいてくるのを待ちます。

12分ほど経過。土鍋が沸点に達したようです。

さらに焚いて17分ほど経過。ぐらぐらと、お米のおねばが、大きな泡になって湧き上がって来ました。
ガスコンロだと、もっと早く湧いてくるのですが、今回、炊き始めが、朝、火の入っていない薪ストーブで、炊き始めたので、その分、時間がかかったようです。

炊きあがりは匂いでチェック!

さて、ここからが肝心で、目が離せません。

ほんの少し、底が焦げて、きつね色になった炊きあがりを目指します。

上の蒸気穴から、吹き出す湯気の匂いが、ほんの少し焦げた匂いになったら、ご飯の底が、ほんの少し焦げた証拠なので、火から下ろします。

さて!どうでしょうか?

ばっちりきつね色です。

これはもう今朝は卵かけご飯ですね。のりをかけて。

さて土鍋の底はどうなった?

さて、食べ終わって土鍋の底を見てみます。

おお、やっぱり真っ黒ですね。
ま、ご飯がおいしかったからしょうがないでしょう。

スチールウールで、ごしごしと磨きます。

きれいに、銀化したスス色が出てきました。心なしか、「MADE IN JAPAN」も誇らしげに見えます。

銀色のいぶし瓦を作るやり方といっしょな訳ですね。

いい色です。

銀ねずみ色。という感じでしょうか。

これからもっと薪で焚いたら色が変わっていくのでしょうが、

もうやりません。

やっぱりガスのほうが楽です。

 

黒くならないし。

ガラス蓋で炊きあがりがよく見える!ハリオ土鍋のご飯お釜

    

座布団シイタケ 

シイタケがすごい。

今年は冬とも思えず、まるで梅雨どきのような土砂降りの雨が降ったのだが、

そのあと、シイタケがぼこぼこと出てきた。

雨後のシイタケ

シイタケは出来る時は一気にできるので、油断がならない。

うっかりと、見回りを忘れていると、ものすごく巨大化し、別のキノコか?
と、見紛うほどの大きさになる。(座布団シイタケと呼んでいる。)

以前、山の中に置いといた原木に、思ったより早くシイタケが出来て座布団シイタケの森みたいになったのを、あわてて軽トラに積んで持って帰ったのだが、途中、知り合いのオバサンに見つかってしまい、「指をさされて。」笑われた事があり、(しかも後ろから。)それ以来、ザブトンにならないよう、こまめに見回るようにしている。

冬のトマト

リトルガーデン ミニトマト

なんだか、文学的なタイトルになってしまったが。

12月だというのに梅雨どきのような雨が降り、気分も文学的なのである。
そして今年は暖かくて、もう12月だというのに、まだトマトが採れるのだ。

夏に植えたのに、いまだに茎も葉っぱも青々として元気だ。むしろ、夏より元気かもしれない。

同じ時期に植えた、野菜たちはとっくに枯れたのに。

きゅうりは、台風でやられて、早々と枯れた。
ナスは草に負けて駄目になった。
サトイモと、サツマイモは掘り上げて収穫が済んだ。

それなのにトマトは未だ現役なのだ。

植えてから、もう半年に近くなる

どうやら、新芽を摘むのをやめて、地這い状態(つまり、ほったらかし。)
にしたのがよかったらしい。

支えて立ててる時は、実もあまりできなかったのに、地這いにしてから、どんどん出来だした。

トマトは難しい野菜だと、思い込んでいたが、これならうちの畑でも大丈夫かもしれない。

来年が楽しみだ。

いや、今のトマト、ひょっとしたら、年を越すかもしれない。

とおりすがりの辛いカレー屋さん 2の2

国立のカフェ「circus」インドのカレー料理、トルコ風サンドイッチ、中東の煮込み、ロシア風スープ料理やパンまで、見ているだけで楽しい、各国風料理が全63種類。

    さて、(続き)  (前編はこっち)

タオルを取って席に戻る私の後から、男女二人組みの、お客さんやら、常連らしいおじさんやら、入ってくる。

12時近くなって混んできたようである。

(混み合っているとこで、爆汗したくないがなぁ・・・・)

と、思い悩むうち、素早くも、カツカレーが出てきた。

(いただきまする。)

(! うう・・・・・か・・・から)

「すいません! ごはん大盛りにしてもらってもいいですか?」

これはもう、ごはんで汗を押さえ込むしかない。

カレーをちょびっと食べて、ご飯を多めに食べ、残った辛い味は、水で素早く流し込もう。

しかしもうやはり駄目であった。

後頭部の汗腺が降伏したようで、決壊。

ダダ漏れである。

(タオル取って来て正解だった。)

「あんた、何食っても汗かくっちゃね。」

見ると、隣の男女組の男性も、しきりに頭をタオルでぬぐっている。

「しょーがなかろー」

同類発見!

ああ、世の中は広い。

しかし、狭い。

同じ現象が隣接して起きるとは。

なんだか、おかしくもなりつつ、照れくさくもあり、サービスのゆで卵を、そそくさとほおばり、お店を出る。

(次来た時は、ハンバーグ定食かな。)

おいしいお店であった。

(前編)2の1はこちら

とおりすがりの辛いカレー屋さん 2の1

ルー1個でご飯2個食べられます。二人で分けるのもOK。

とおりすがりにカレー屋を見つけた。

初めての街を車で走っていて、早めのお昼にしようかなと、
手頃なお店を探していたときだ。

定食屋っぽいお店構えで、(??)カレー屋と読めた。

丁度路肩が空いており駐めやすいので、ここに決めた。

車を駐めてから、看板を見上げると、「辛いカレー屋」
と書いてある。

(定食屋っぽい外見と比して、挑戦的なタイトルだな?)

一瞬不安がよぎったが、もう駐めたし、ままよと入ってみる。

実は吹きガラスの仕事を始めてから、ものすごい汗かきになった。
すごい汗かきでない、ものすごい汗かきになったのだ。

(うう・・・・あ、暑い)と、ある臨界点を超えると、どっと、まるで水道の栓をひねるように汗が出るのである。

熱い硝子炉の前で、扇風機の風をあびている時は、これが涼しくて気持ち良い。

しかし一般世間に出ている時には、あまり出てほしくない症状なのだが、実は(辛い)ものを食べたときにも、おんなじ現象が起こる。

(うう・・・・か、辛い)と、ある臨界点を超えると、それこそまるで、(上記同)のように、どっと汗が出るのである。

メニューオープン。

カレーのメニューが充実しておる。
お、ハンバーグ定食など、カレー以外のもあるようだ。

そして、やはり、
「激辛お好みの方は、お申し出ください。」
と書いてある。

という事は、つまり、激辛でない普通のは、普通に辛い、という事なのだろう。

当然、「甘口お好みの方は・・・・」などとは書いてない。

ハンバーグ定食にしようかと、一瞬躊躇したが、えーい、とカツカレーをたのむ。

こうゆうところが、私は、バカなのである。

店に漂うカレーの匂いから、辛いっぽい匂いがしているではないか。

この匂いからして、大汗は逃れ得まい。バカめ

タオルを取りに、車に戻る。

(なんか、長くなってしまったので、続きは明日。)

続きとおりすがりの辛いカレー屋さん 2の2