とおりすがりの辛いカレー屋さん 2の1

ルー1個でご飯2個食べられます。二人で分けるのもOK。

とおりすがりにカレー屋を見つけた。

初めての街を車で走っていて、早めのお昼にしようかなと、
手頃なお店を探していたときだ。

定食屋っぽいお店構えで、(??)カレー屋と読めた。

丁度路肩が空いており駐めやすいので、ここに決めた。

車を駐めてから、看板を見上げると、「辛いカレー屋」
と書いてある。

(定食屋っぽい外見と比して、挑戦的なタイトルだな?)

一瞬不安がよぎったが、もう駐めたし、ままよと入ってみる。

実は吹きガラスの仕事を始めてから、ものすごい汗かきになった。
すごい汗かきでない、ものすごい汗かきになったのだ。

(うう・・・・あ、暑い)と、ある臨界点を超えると、どっと、まるで水道の栓をひねるように汗が出るのである。

熱い硝子炉の前で、扇風機の風をあびている時は、これが涼しくて気持ち良い。

しかし一般世間に出ている時には、あまり出てほしくない症状なのだが、実は(辛い)ものを食べたときにも、おんなじ現象が起こる。

(うう・・・・か、辛い)と、ある臨界点を超えると、それこそまるで、(上記同)のように、どっと汗が出るのである。

メニューオープン。

カレーのメニューが充実しておる。
お、ハンバーグ定食など、カレー以外のもあるようだ。

そして、やはり、
「激辛お好みの方は、お申し出ください。」
と書いてある。

という事は、つまり、激辛でない普通のは、普通に辛い、という事なのだろう。

当然、「甘口お好みの方は・・・・」などとは書いてない。

ハンバーグ定食にしようかと、一瞬躊躇したが、えーい、とカツカレーをたのむ。

こうゆうところが、私は、バカなのである。

店に漂うカレーの匂いから、辛いっぽい匂いがしているではないか。

この匂いからして、大汗は逃れ得まい。バカめ

タオルを取りに、車に戻る。

(なんか、長くなってしまったので、続きは明日。)

続きとおりすがりの辛いカレー屋さん 2の2

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