柑橘類の木が一本あるといいな、と、柚子の木を植えておいたが、何も管理せず、ほたりっぱなしである。
久しぶりに草払いをして、背の高さより伸びた草むらの中から柚子の木を発掘してみた。
すると、いつの間にかゆずの実がたわわに実っているではないか!
うれしくなって早速、柚子ジュースを作る。
と言っても氷水に柚子を絞って入れただけだが、大汗をかいた草刈りのあとにはうまい。
しかしこの種の多さはすごい。
あまりに放っておいたから、柚子の木のほうも、子孫絶滅の危機感をもったのだろうか。
私もこうあらねばと感じ入る、よく晴れた秋の午後である。