メイキング・オブ ザ ディーエム、あんど、ガラスの撮影のコツについて

展示会の葉書を自分で作ることが出来るようになったけど、いい事ばかりではありません。

まず、当たり前ですが、時間を取られること。次にボツが多くなるのが問題。

すぐ変えられるので、ダメ出ししては、ボツにする。

たとえば今回製作中の葉書。

「もういいかげん、作品がばーんと載ってて、いかにも展示会ですっ!ちうのは、ハガキ貰う人も飽きてるだろうから、今回はオレの写真を全面にばーんと出したのにしよう!」

と私。

2013923a

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この画期的作戦は、

「あなたの写真で人が来る訳ないでしょ。」

と、相方にあっさり却下される。

ねばったがダメでした。。

次に我が家の愛玩猫の「くまち」が私のガラスの器で、美味しそうに食事しているところをフューチャリングしてアップしようとしましたが、ギャラリーオーナーの、

「猫が嫌いな方もいらっしゃいますから・・・」

と、これも却下。

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多分「猫嫌い・・・」はうまい言い訳を思いついたからそう言われただけで、おそらく、私があらぬ方向に暴走しそうな危険性をいち早く感じ取られたもの、と推察されます。

最後は私がプロ並みの撮影テクニックを発動させ、一気撮りを敢行。

ま、やっぱりこんな感じが無難なんですな。

 

2013923bb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さてここで、

ガラス作品の写真撮りちょこっとアドバイス。

ガラス作品を撮影する時、マクロモードを使って撮りがちですが、マクロモードだと、レンズに近いところだけ大きく撮れてしまい、作品のフォルムを崩してしまいます。

で、この場合、望遠レンズを使って、かなり離れて撮るのがいい感じになるのです。

この写真で、2メートルぐらいは離れて撮ってます。

望遠を使うことで、背景がボケるのも、メリットです。

あと、ガラスは逆光気味で撮ると透明感が出ます。

順光で、たとえばフラッシュなどを前から当てるとガラス表面がテカテカなってよくありません。

逆光で撮るので、露出は2から3段階くらい、オーバーにして、明るめに撮ります。

そうすることで、背景が白飛びになり、作品を際立たせることができます。

 

しかしながら自宅撮りだと光のコントロールが出来ないので、季節が写真に出てしまい、一回使った写真は季節が変わると使えなくなるのが残念なところ。

例えば春に撮ったこの写真。いかにも春の空気でしょ?

2013922c

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の写真と比べて見ると、季節の違いがよくわかりますね。

プロみたいに、スタジオで撮影したら、写真の使い回しができるのになあ。

ということでDMの完成形は、私のホームページをご覧下され。では。

私的な詩的吹きガラスたち http://wp.me/p2DQZn-bn

 

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