やきもき、させてくれた台風5号だが、今朝8月6日起きてみると、まだ屋久島にいるではないか。
しかし中心気圧は、970hpa、進路も東を向き出したので、こちら(薩摩半島、西岸側)に来るセンは無くなった。
どうしてこんなに遅いのか、高層天気図を見てみると、
まるでオムスビの中の梅干のように、高気圧Hにギュッと取り込まれた台風Lがいる。
これでは、もう瓶の中の嵐のようなもの、先が見えてきた。
ちなみに今現在、滞在していると思われる屋久島空港の気象を見てみると、
西北西の風、風速14.8メートル、気圧972.7hpa、と、大した風でもない。
このまま行けばだんだん気圧も上がり、やがて温帯低気圧になるだろう。
ただ、東と、南側に大きな雨雲をかかえているようなので、これから進路に当たる所は、雨に警戒する必要がある。
この台風5号(ノルー)は、今日6日9時で、発生してからの長さが、歴代4位になるらしい。
9日午後9時まで、台風として存在していれば、歴代一位となるらしい。
ここまで見てきたから、どうせなら一位になってほしいが、高気圧を抜けたら、スピードは一気に上がるだろうから、ちょっと無理かな。
参考リンク
Joint Typhoon Warning Center (JTWC) ハワイの米軍合同台風警報センター
さすが地学部