ムトーハップをご存知であろうか?
お風呂にキャップ一杯入れると、たちまちに白濁したお湯になり、家庭で温泉気分になれるという、あれである。
私の行きつけの温泉がリニューアルして、妙に、こ奇麗になってしまったら、行く気が失せてしまったので、
「家温泉にするか。」と、ドラッグストアで久しぶりに、ほんと久しぶりに、20年ぶりぐらいかな、ムトーハップを探してみたが、ない。
入浴剤のところにあの、独特の横書き漢字数字「六一〇」のラベルが見当たらない。
「あ、そーだ!あれは確か医薬品みたいな扱いだったから、お薬コーナーにあるのかも、、、」
と思って店員さんに聞いてみたら、
「あ。ムトーハップはもう販売しておりません。販売元が製造を止めてしまったのです。」
とのお答え。
え?なぜ?
どうゆうことだろう?
あれは永遠に販売し続ける商品だと思ったが、、、
なんか釈然としないので、ふだんはあまり開かないウィキペディアに聞いてみると。
『しかし、2007年頃から流行した硫化水素ガスを発生させることによる自殺への使用が一部で急増したため社会問題となり、2008年4月に販売自粛の措置がとられた[1]。同年7月いっぱいで自粛要請は解除されたものの、販売の見通しが立たなくなってきたことや後継者不足等の社内事情も重なり、同年10月いっぱいで生産工場が操業を停止した[1]。』
なんと!ソーダッタノカ。
そういえば、トイレの洗剤と混ぜて、悪いガスを発生させて自殺する人がいたなあ。
それで自主規制ですか??
ますますつまらん世の中じゃ。