風呂に入ろうとアゴに手をやったら塩が出来ていた。
なんでアゴに塩が出来るのかというと吹きガラスをやっている人なら経験があると思う。
暑い時に吹きガラスをやると塩を吹くのだ。
吹くというか、正確にゆうとつまり、暑さでかいた汗が、窯の熱で水分が蒸発して、いつの間にか塩になる。
出来るのは大体、胸の谷間の上部、つまりTシャツからはみ出た部分に出来やすい。
一番汗がたまりやすい所で、ガラス窯の熱にさらされるので、汗がすぐ乾き、塩になるのだ。
さわるとザラザラするのですぐ分かる。
で、塩分補給のため、なめたりするのだが。
けっこうおいしい。
それからアゴの先も塩を作りやすい。
ふつうアゴは先が下がっているので、汗がたまりやすいし、ヒゲが適当に伸びていると、水分が蒸発しやすくなるので、よく塩ができる。
特に長さが、3,4ミリの時が良いようだ。
また、塩吹き男。と書いたが、これが女、だと変に喜ぶ人がいるかもしれないので気を付けよう。
人間であれば誰にでも暑い時に塩は出来る事なのだが、潮吹き岩を見て大喜びする馬鹿もいるので。
全国いろいろあるが、山口県の竜宮の潮吹き岩が私は特に面白かった。