新型コロナのせいじゃないだろうけど、

いろんなものが壊れ始めた。
新型コロナで訳わからなくなっている世の中のことじゃなくて、
ごくごく内輪のうちの話だ。

まず、土砂降りの日に軽トラが止まった。
坂道を登ってストトンと、動かなくなった。
幸い車の少ない山道だったので、路肩に寄せて迎えにきてもらった。

次に冷蔵庫の製氷機ユニットが落ちてきた。
なんか箱ようのプラのカタマリが氷部屋にあるな、と思ったら、
製氷機をおさえていたツメが折れていて、ユニットが落ちてきている。
当然氷は、自動製氷できない。

次に、ガラス小屋のスポットクーラが、どがが!とひどい音を立て、
これはひょっとして?と見てみるとぶっ壊れていた。
ラジエターを冷やしているファンの羽が見事に3枚とも根本から折れている。

そして、最近暑いからクーラーテストしとかんと、と久しぶりに家のクーラーをつけたら、「?ぬるい?」ガスが抜けたらしく、涼風とは言い難い風しか出てこない。

これは最近と言っても、約一ヶ月ほど前から、次々と起こった不幸だ。
つまり、あの新型コロナで、自粛の真っ最中の出来事。
私も、展示会の予定が吹っ飛び、さまよえる自営業者の一角に身を置くことになった。

時間ができたので、これ幸いと、畑を10畝起こし、サトイモと、トマトとキュウリと
ナスとトウモロコシとエダマメとツルムラサキとショウガとダイコンとサツマイモを植え、それから木を切り、歯医者に行った。

これで少し元気が出たので、気を取り直し、いろんな壊れたものを直すことにとりかかった。
ものを直すのには気力がいるのだ。

とりあえずは、一番気力がいらない、人にお願いするメソッドをとり、
軽トラ修理をモータースに依頼する。

ダメなときは中古を買うしかないか、と半分あきらめつつ。

ところが、なんと、ディストリビュータのパッキンが古くて水が侵入したらしく、
交換したら、あっさりエンジンがかかったとモータースさん。

いや助かりました。

さすがプロである。

さて次は、ブラブラしてる製氷機ユニットをなんとかせねば。
これは電気屋に言っても、新品を買えと言われるだろうから自分でなんとかせねば。
なんせ新型コロナでうちは緊縮財政なのである。

  つづく。

 

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