不思議な発色をするガラスがある。
ネオジウムという金属を微量に入れることにより、蛍光灯の光で、ブルーに。
太陽光、白熱灯の光の下でピンクに発色する。
ガラスはいろいろな金属と反応し取りこんで、さまざまな化合物となり、いろんな色に発色する。
このネオジウムの発色も不思議だが、ウランを取り込むと螢光ガラスになり、暗闇でブラックライトを当てるとほのかに光るガラスもある。
プルトニウムをとりこんだら、どんな発色をするのか興味はあるが、これはちょっとあぶない。
(2013年4月9日)追記
岡山県の人形峠というところでかって、ウランの採掘がされていた。
純度が低いとかで、とりやめになったらしいのだが、その採掘跡地が放射能汚染で問題になったことがある。
フクシマの事故の前の話だ。
そこの所有者もしくは管理者である国と、ミツビシはその採掘跡地を有効利用すべく、「妖精の森ガラス美術館」を作り、ウランガラスの製造、開発を始め、ウランの有用性を喧伝した。
フクシマ事故以後の現在、どうなっているのか知らないが、原子力関係のお金があれば、ガラス工房など指先の一振りで作ることができるらしいと思ったことである。
興味があられる方は「岡山、人形峠、ウランガラス、」などのキーワードで、ヒットするので、ひまつぶしに見てみるのも一興であろう。
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