桜の中の和紙ギャラリー鹿児島のガラス作家五人展。

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毎年桜の咲く頃に鹿児島のガラス作家五人展をやることにして、はや7回め。
今までは、桜が散ってしまったり、まだつぼみだったりで、花と合わせる事が出来なかったのだが今年はどんぴしゃと桜と合った。

それにしても今年の桜はやたら蒸し暑く、曇りがちの日が多いせいか、温気に満ちて、ちょっと禍々しい程の迫力がある。

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でもこのくらい迫力のあるほうが、ガラス作家展には合うように思う。

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と無理やり結びつけて、鹿児島のガラス作家五人展の宣伝。

ギャラリートークに内輪の人間以外誰も来てなくてどうしょうか?と思ったが、後からにぎやかになってホッとした。

展示会のほうもMBCラジオで宣伝したりしたので、なかなか盛況のようでよかった。

それにしてもラジオに出るというのは緊張する。
当日は朝からなにも手につかず、オロオロ、ウロウロするばかりで、無駄な事この上ない。

つくづく私はこうゆうのは苦手なんだなと思うのである。

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ふつうのプラ浴槽を薪風呂にできないだろうか?(東日本大震災の日に捧ぐ。)

当ブログに新しいカテゴリーを追加しました。
カテゴリーとはあんまりこなれていない言葉なので、ピンと来にくいですが、ブログの記事の分類項目の事です。
新項目は、「ふつうのプラ浴槽を薪風呂にできないだろうか?」です。
この項目でいくつ記事が書けるでしょうか?見ものです。

で、今日はまたそのような変な事の記事の一回目です。

しかしどうも近ごろ、吹きガラス作家のブログ、と言うより、変な発明家のブログになってますね。
私はどこに行ってしまうのでしょうか。

ま、さて、冬になるとお風呂であったまるのが楽しみですが、ウチの風呂は沸かし湯ではなく、ボイラーのお湯を入れるだけのプラ風呂なので、冷めるのが早いです。

なので、次々に入らないとお湯がすぐぬるくなり、足し湯を大量に入れないとあったまりません。

しかしながらウチの子供どもは「今すぐ風呂に入れ!」といくら私が言っても、湯タンクコタツ(*注1)でぬくぬくするほうを選び、いまさら風呂でぬくもるのもメンドクサイや。というタイドです。

わたしもいちいち言うのもメンドクサイ。というか完全に不毛なので対策を考えます。

借りている山の家のほうは薪風呂なのでこれはものすごく冷めない風呂で、一回沸かしたら最後、下手したら翌朝も朝風呂が出来るほど冷めないので、私も「早く風呂!風呂!」などど無粋な事は一言も言わずにすみます。
言わなければ不思議なもので、子供どもも勝手に入ってくれます。
ま、こっちにはコタツがないからかもしれないですが。

で、プラ風呂を薪で沸かせれば冷めないので、無粋な事を言わずにすみ、粋なお父さんになれる訳です。こりゃすごい。

でもそのまま下から薪で焚けばプラなので、熔けてしまいます。当たり前だ。

じゃ、どうするか?

と、かれこれ一ヶ月近く考えておりましたが、ついにヒラメキました!

何か不燃性のオケようなものの中に炭火を入れて風呂湯の上に浮かべておけば良いではないか?よいではないか、と。

不燃性のオケようなもの・・・・と、ありました!
アルマイトの洗面器です。

今どきどこにも売っていませんが、ウチにはふつうにあります。

で、やってみました。

結果は!?

「次回で!」

などど無粋な事は言いません。

冷めにくくなりました。(体感的に)

けっこう寒い日に冷めにくかったので、効果ありです。

よっし!

図に乗って、次は、薪ストーブの上で熱くした石を、風呂に投げ込む(底に不燃性の板ようのものを敷いて)マタギ弁当風呂、作戦。
これはですね、説明が必要ですか。マタギがお昼にお弁当にする時ですね、熱いお味噌汁も飲みたい、と。だが、マタギは軽装なので、余計なものは持って行かない。そこで焚き火を起こし、石を焼いておく、と。それからアルマイト弁当の蓋に湧き水を入れ、味噌玉(味噌の中に、カツオ節、ネギ、昆布、ニンニクなどを入れ、玉状に丸めて携行する)を溶かしこむ。
そして、石が焼けたら無造作にアルマイト弁当の蓋の中に投げ込む。と、しばらくしたらぐつぐつと煮立った熱いお味噌汁が味噌の焦げる香ばしい匂いとともに出来上がる。という、ほーなんつーかっこええべー、うんまそーだべー。というのを真似したい作戦です。

そんなんでお湯がホントに沸くの?と思われるかも知れませんが、沸きます。

吹きガラスをやっている人なら経験ありでしょうが、巻き取った熱いガラス種をバケツの水の中につけておくとグラグラとお湯が沸きます。でもこれを弁当でやると、尖ったガラスのカケラも食す羽目になるので、不可ですね。(ちょっと吹きガラス作家らしくなりましたか。)

次に、ロケットストーブの吸気と排気を、水陸両用車のごとく、長く伸ばして、ユニットごと風呂桶に入れて沸かす、(ロケットユニット風呂作戦)。

とか、もっと背の高いラーメン寸動ようなものの中で、ちゃんと炭を焚いてみる、(ラーメン寸動作戦、)などを実行したいと思います。

なんで、そこまでして薪を使いたいのか?ち、言いますと、

私は化石燃料を使う事にもう飽き飽きしているのです。ガラスを作る事で、普通の人が使う分の一生分以上の量を使ってきましたし、これからもこの仕事を続ける限り使わないといけません。

ですが、まだ薪だけではガラスを熔かす温度に持っていくのは困難です。
なのでせめて家庭で使う分くらいはなるべく、自給していきたいのです。

石油にしろ、電気にしろ、大きなところ、から、下々に流れてくるエネルギーは、便利ではありますが、その反面の犠牲を伴っています。

何にせよ、必ず、いい事があれば悪い事もあるのです。

特に最近の電力会社の無軌道、悪モラルぶりにはうんざりです。

川内原発の再稼働停止の訴訟をめぐり、最近、「九電がスラップ訴訟を起こすかもしれない」という話が流れ、再稼働阻止の仮処分申請をしていた人達の何人かが、申請を取り下げました。

スラップ訴訟とは、大企業や国などの大きな力を相手にした住民訴訟などで、被告の国などがカウンターをかます訴訟です。恫喝、報復、巨額の損害賠償を請求する事などで、住民側を黙らせよう、という事ですね。

今回の仮処分申請では、川内原発の再稼働が遅れた場合、一日あたり巨額の損害が生じるので、それを請求する、ついては訴訟人たちにお金を準備しておくよう、裁判所が命令を出してくれと、九電が言い出し、「あいつらならやりかねん」と心配した何人かの人達が仮処分申請を取り下げました。

このように我々が首根っこを抑えられた羊のように黙りこんでしまうのは、所詮自分たちでは何もできないただの消費者としてしか捉えられていないからです。

便利さを武器にとんでもない高飛車ぶりに到達したものです。

もはや、企業倫理とか、「人としてどうなの」とか言っても不毛です。

ですが、最後にこれだけは言っておきます。

「人を幸せにできないインフラはインフラではありません」

いらないのです。とゆうかいたら迷惑。

インフラという言葉もこなれた言葉ではないので、言い換えると「社会支援基板」。
うーんイマイチこなれないですが、インフラとは国民福祉の向上と国民経済の発展に必要な公共施設を指す。のです。
もっといい言葉を考えましょう。

 

最後に、仮処分申請の記事と、スラップ訴訟のウィキペディアを引用しておきます。

くしくも今日は東日本大震災の日でした。

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巨額賠償恐れ仮処分申請から離脱 川内原発再稼働差し止め

九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働差し止めを求めた仮処分申請で、周辺住民ら23人のうち約10人が申し立てを取り下げたことが17日、弁護団などへの取材で分かった。仮処分が認められても、本訴訟で敗訴すれば、九電が再稼働の遅れで生じた損害を賠償請求できるためで、こうした仕組みの見直しの是非が議論になりそうだ。

仮処分は昨年5月、川内原発の運転差し止めを求めている原告団のうち、鹿児島、熊本、宮崎3県の計23人が鹿児島地裁に申し立てた。

仮処分が認められた場合、再稼働は遅れ、現在続いている運転差し止め訴訟で住民側が敗訴すれば、九電は仮処分の申立人に損害賠償を請求できる。

九電は仮処分の審尋で「再稼働が遅れれば、1日当たり約5億5千万円の損害を被る」との準備書面を提出。申立人が賠償に備えて担保金を積み立てるよう命じることを地裁に求めた。地裁は命令を出していないが、住民側の弁護団が申立人に賠償請求の可能性を説明した結果、約10人が申し立てを取り下げた。

仮処分の審尋は既に終了、弁護団は早ければ2月にも決定が出るとみている。

2015/01/17 13:43 【共同通信】

スラップ訴訟(ウィキペディアより)

スラップ(英: SLAPP、strategic lawsuit against public participation、威圧訴訟、恫喝訴訟。定訳はないが「市民参加を排除するための戦略的訴訟」というのが語感に近い。)は、訴訟の形態の一つ。大企業や政府などの優越者が、公の場での発言や政府・自治体などの対応を求めて行動を起こした権力を持たない比較弱者や個人・市民・被害者に対して、恫喝・発言封じなどの威圧的、恫喝的あるいは報復的な目的で起こす訴訟である。

(*注1)湯タンクコタツとは?

湯タンクコタツとは、コタツの熱源を電熱器などに頼らず、薪ストーブなどで沸かしたお湯を市販のポリタンクに入れ、コタツの熱源とする大変エコロジカルなコタツである。

火や電気を使わないので、火災の恐れが無く、安心して使用出来る。
しかも費用は最初のポリタンク代だけで、お湯さえあればずっと使用出来る。

湯たんぽを使っている人なら、お分かりだろうが、その暖かさはまさに天上のベッドと言う他ない程の気持ちよさ。
じわじわと足を暖める至福の時は味わった人しか分からない。

伝説のビートニクス詩人、ナナオサカキ氏が遊びに来た時、ホットカーペットに座っていただいた。冬だったので、寒かろうと思ったのだ。
しかし座るやいなや一言「これはどうして暖かいのだ、私はいらない。」

あれは震災前だった。

お湯タンクコタツを使いはじめる前だ。

せっかく暖かくしておいたのに変な人だな。とその時は思ったが、今ならそのホットカーペットの暖かさの不自然さがわかる。

なんか、電熱器の熱というのはジンジンして気持ち悪いのだ。

お湯の暖かさとは質が違うというか。

ま、とにかくやって下さる事をおすすめする。

ちなみに、お湯タンクはホームセンターのアウトドアコーナーなどで売っている、ポリタンクで良い。10リットル入りのが、冷めにくく、コタツに入れても邪魔にならないので、おすすめである。フタが広めの方がお湯が入れやすくて良い。

新ニュートンの法則。なぜすばらしい発明がこんな間抜けな事に・・・

今日は大阪の204号さんがガラスを仕入れに来訪。

「204号」とはお店の入っているビルの部屋番号だそうで、けっこう直なネーミング。

でも、ストレートな割にシュールレアリスティックな感じになってるのが不思議。

いろいろとグリーンと透明を中心に選んで行かれた。

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こんな感じで
いろいろと。
いろいろと。

大正時代に建てられたツタの絡まるいい感じのビルの204号室だそうですので、近くの方はぜひ行って見て下さい。

さて、それから今日も薪割りをするのであったが、薪割りは、タテに斧で割るのより、横にノコで引き切るのが実はけっこう面倒。

チェンソーで切るにせよ、ノコで切るにせよ、足か手で薪をおさえて切らないといけないので、腰が痛くなりけっこうきつい。

そこで!

発明してしまいました。

簡易薪おさえ機!

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いや別に機、などと機械じゃなくて、木にナナメに切り込みを入れただけなので、薪おさえ木。なんだが、
世の中にはニュートンの法則というものがあって、世の中に引力があるというのに気付いたのはひとりニュートンだけではない筈なのだが、ニュートンがあのこむずかしげな、F=なんたらという式を世に問うたからニュートンは引力の発見者になっているのだ。
だから私も簡易薪おさえ木の発明者として、世にちゃんと、数字など使って、寸法や、切り込み角度、理想的重量(もちろん重いほうが安定するが、あんまり重いと移動困難なので、適正な重さの明示化)などを問えば、森永式簡易薪おさえ木として、名を残すかもしれないんだが。

そんな気はまったく無い。

なにせ、この簡易薪おさえ木、太い薪をはさむと、なかなかかっこいいのだが、細い薪だと、なんかこっけい千万。

こんな。

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どう見てもお又にち◯ぽだ。

これがさらに丸い薪だと、さらに変になる事は容易に想像がつく事と思う。

おまけにこれをノコで切ろうものなら、

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なんか下半身が痛くなる。

という事で、ただのスケベなオブジェの発明者になってしまったので、大変面目ない。

人吉の魚座さんに行く。

水がぬるんでくるとガラスも動き出すようで、今日は人吉の魚座さんにガラスの蓋物を納めに行く。
先代の墓参も兼ねて。

今日はなんか春霞みにくすんだ日で、日差しは春っぽいのに、気温は低く、ちょっと肌寒い。
こんな日は家々がみんな眠っているみたいだ。

お昼ごはんに、宮之城の「元気屋はらぐち」さんで、おにぎりと、おかずを仕入れて車中食。
おにぎりもお惣菜も、小さめなので、車中でつまみながら行くのに食べやすくて良い。

ついでに魚座さんの手土産に唐揚げを包んでもらう。

近ごろのちょっと民芸ブームで、魚座さんもブルータス系の「カーサ」という雑誌に載ったとか、それから夏の私の個展についての話し合い。

人吉は面白い街で、日帰りでいろんな楽しみ方が出来る。

民芸コースとしては、人吉魚座民芸店、上村うなぎ、手打ちソバ、鍛冶屋。

アウトドアコースは、川下りかラフティング、滝見物、キジ料理。

伝統コースは、温泉めぐりと幽霊寺。

あと、これは泊りで(酔っ払うので)、人吉球磨焼酎、蔵元めぐり。

とか、いろいろ楽しめる。

最近の私の日帰りコースは、魚座民芸店、鍛冶屋、お墓参り、古着屋のパターン。

よそに出かけた時には、コンビニが少なくて個人商店の比率が多い街ほど、お出かけ満足度が高い。

その点人吉は満足度がとても高い。

最近ちょっと商店街がすいてきたのが気がかりだが、まだまだ面白い街だと思う。

まだまだ寒いようなので薪ストーブの火をお楽しみ下さい。 Enjoy the fire of the firewood stove.

Are you still colder?Enjoy the fire of the firewood stove.Named "Heat Chopper!"

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まだまだ寒いですね。

炎好きとしては嬉しい限りですが、うちの娘たちは夏好きなので、「早く暖かく(暑く?)なーれ!」とうるさいです。

どうせ、冷たいアイスをほしいままに食べるのを楽しみにしているに過ぎません。

まあ、ビールも夏のほうがおいしいですがね。

という事で、ウチの薪ストーブ、ヒートチョッパー君の炎動画を撮りましたので、見てやって下さい。
寒い夜用です。

約、一分間の暖かさです。マッチよりは長いです。

ちなみに、火をいじっている火かき棒は、大変便利なもので、これは火バサミよりもずっと使いやすいです。
北海道では「デレキ」と言うそうです。さすが本場ですね。鹿児島では見た事もありませんでした。

簡単に作れそうなので6ミリの鉄棒で自作しました。
先端をL字に曲げて尖らせ、取っ手にはまる部分も尖らせておいてから、バーナーやガスコンロで真っ赤にあぶっておいて木の取っ手に差し込んで、はめ込みます。
取っ手は山桜の木の枝です。山桜の木は皮がはがれないから良いのです。

It's still cold.Because is glad for a flame enthusiast(Pyromania), but our daughters like in the summer; "May warm! earlier" (or hotly!)
They are look forward to cold icecream anyway.
As for the beer, more delicious in the summer anyway.
So watch a video clip for cold night my firewood stove name is the "Heat Chopper "

It is about warmth of one minute. But it is longer than the match.

天神さまの梅も咲き出して忙しくなりそうな

東郷町という所に藤川天神という菅原道真公ゆかりの神社があり、毎年今頃、学校の行事で一山越えて歩いてお参りに行く。

お参りというかほとんど山登りだが。

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一山越えると、そこからは天神さまの梅の林まで、そろそろ咲き始めた車道沿いの梅の木を見ながら、のどかなハイキングである。

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梅が咲き出すともうすぐ春という事で、今年の薪ストーブ生活ともおさらばなので、今の内、丁度いい状態に乾燥した薪を優先して燃やさないといけないし、燃やしすぎると薪が足りなくなってあわてて薪割りしないといけないしでけっこう調節がむずかしい。

もっとも吹きガラス炉でも薪を焚くので、そっちで焚く薪の準備もしとかないといけない。
ガラス炉で燃やす薪は杉や、松などの油分の多い木。

薪ストーブで燃やす薪は、山桜や、樫などの、燃やすといい匂いのする木、と一応区別している。
 
あと大量にある廃材。

これもマキ風呂用と、資材用に仕分けしとかないといけない。

そして、焚き口に入らないほど大きな、割りずらい木や、根っこなどは穴を掘って燃やす。
あとで土をかけて熾炭を作るのだ。

その間、無駄には過ごせないので、ロケットストーブ燃焼の実験を露天でしつつ。

なんか忙しいな。

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人が死んでしまうという事は

近ごろ私の知人が死んでしまう事が重なりいつもは死の事など考えもしないのだがこのところ頭の隅に死がすみついている。

実に人はあっさりと死んでしまうものだなと。

親しかった人が、私の中では存在を保ったまま、現実には存在しなくなってしまったというのは、なんとも妙な感じだ。

よく飲む人たちだったので、頭の中ではショーチューコップを抱えた姿が思い浮かぶのだが、もう一緒に飲めないのである。

またもう一つ。

人の少ない所で人が死んでしまうと、欠落感がかなりあると言う事。

一人は借りている山の家の限界集落の人だった。

そんなに親しくしていた訳でもなく、たまに公民館の新年会とかで一緒に飲む人で、呑み助三羽がらす、の一角だった人なのだが、限界集落で一人死ぬとがっくり感がちょっと重い。

あの震災では、少なからず限界集落のような地域でもかなり被害があった筈で、その喪失感は限りないものだったんだろうと、まことに遅すぎるが想像できる。

そしてあの戦争でも。

これからの事を考えるとやらなければいけない事がいっぱいあるのだ。

音楽を買う。

久しぶりに音楽を買った。
一曲が250円だった。

今まで音楽を買うと、音楽それ自体、つまり、耳に入って来る音、とは別に、
CDのケースや写真、解説文、帯。
昔のレコードであれば、さらにでかい写真と帯や、歌詞カードがついてきたのだが、今回は250円払ってそうゆう物、は全く付いてこなかった。

せいぜい、パソコン画面用のサムネイル画像が付いてきただけである。

音楽を買って、余計なものが付いてこなかったのは多分、初めての経験ではないだろうか?

豪華アーティスト写真ブックレットとか、特大ポスターとか、最近では、特典dvdとか、がついてこないと損したような気持ちにさせられていたのは実は大手レコード会社のおまけ戦略にのせられていただけだったのかもしれない。

音楽は音楽だけ聞かせてもらえればそれでよかったのに、いつの間にかそれが商売になり、レコードジャケットや、歌詞カードをありがたがるのが癖になってしまったのかもな、と思う。

いきなりギターを抱えた人が来て、「いまから歌を歌うから250円下さい!」と言われても困るが、実は音楽は音楽だけで十分だなと思う。

鉄型そば猪口 生成り生地 透明をホームページに追加しました。

ホームページを更新して、そば猪口の記事を書きました。

鹿児島市の「てぬか」さんにも、同じそば猪口を送りました。

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私的な詩的吹きガラスたち。

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手にとってご覧になりたい方は、行って見て下さい。

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このそば猪口の生地を、リサイクル生地にするか、従来、私が使っていた生成り生地にするか悩んだけど、どうも、生成り生地のほうが似合うような気がする。という漠然とした理由で生成り生地で作る事にしました。

物事、決めにくい時は直感でいいと思う。

あとでまた変えたくなったら変えればよいのだから。

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