今日からGO TO トラベル。何処へ行けと言うのかね?

バカも休み休み言え。

この状態で、どこに行くのだ?

熊本県人吉市九日町商店街

先週、人吉市に行ってきたが、想像以上のひどさだった。

特に商店街とその周辺がひどい。

二階まで水が来て、一階は天井まで浸水したのだ。

浸水というと、水の字がついているから、きれいな感じがするが、水ではなく、泥である。浸泥というのが現状を表すのに正しい言葉だろう

人吉市商店街が浸泥。

 

球磨川を渡る大橋に行く手前の歩道。

天井まで泥が来たのだから、全てのものが泥まみれである。
しかも、粒子の細かい、泥漿のような泥。乾いて固まれば、コンクリートのようになるという。

えびす神社の鳥居。小さな鳥居ではあるがひどいありさまだ。
ここまで泥が来たのだ。
全てが泥、泥、泥。
中洲のトイレ。屋根瓦が無い。

この状態で観光旅行に行け?

笑わせるな。

ちなみに人吉も観光地だ。無神経もたいがいにしろ。

震災の原発瓦礫を全国にばらまき始めた頃から、この国は、利権で動く事を恥とも思わず、堂々と開き直り始めたが、今回のコロナからここまでの一連の状態を見ていると、もはや既に開き直りは常軌を逸し、自らをじわじわと腐らせ始め、利権で動くどころか、利権でがんじがらめで修正不可能の糞詰まりのドンゴロス状態になってしまっていたのだとわかる。

今日2020年7月22日は、この国が腐敗の最高段階に進み、もはやこれまで。
あとは崩れてチリになり、風に飛ばされる状態に移行した記念日となるだろう。

奇しくも、予定なら今頃オリンピックが始まっていた頃だ。

とにかく人吉市、および球磨川流域は、甚大な被害を受けた。

立ち直るのには、膨大な時間と労苦がいるだろう。

人吉名物、温泉も、球磨焼酎も、うなぎ屋もひどいありさまだ。
とりあえず、魚座民藝店の店主さんは大丈夫だが。

被害の有様が、新聞各社に掲載されていたので、一部抜粋しておく。

あゆの里近くの駐車場はボランティアの災害ごみ集積所になっている。

(西日本新聞7月15日)
このままでは街がなくなってしまう-。熊本県南部を中心に襲った豪雨は、球磨川に近い人吉市の中心商店街を一変させた。濁流は店や旅館のガラス戸を打ち破り、商品や棚を泥と水でくまなく覆った。創業60年の地場スーパー「イスミ」の会長、岡本光雄さん(73)は「商店街は壊滅的な状況。営業を諦める店も出るだろう。早く具体的な支援策の情報がほしい」と訴えた

4日午後6時ごろ、水が引いたのを見計らい、岡本さんはぬかるみに足をとられながら商店街を歩いた。甚大な被害にがくぜんとし、「店主のみなさんは立ち直れるだろうか」と不安を覚えた。

イスミ本店(同市九日町)に従業員用の出入り口から入ると、店内は停電で真っ暗。肉や魚のパック、野菜、総菜などが床にたまった泥に埋まり、商品棚は傾いていた。地下への階段は泥にまみれた商品や買い物かごなどが散乱。手が付けられない状態で、その日は何もできなかった。

旬の生鮮品や総菜が並び、従業員と買い物客らが当たり前に会話する老舗スーパーの日常は、予告なく奪われた。被害額は、在庫の廃棄だけで1500万円に上る見込みだ。「何とかして営業再開にたどり着きたいが、いつになるか…」

同市五日町にある創業百年の「山田折箱店」も、店の1階やプラスチック容器などの在庫が全て水に漬かった。3代目の山田泰久さん(67)は「木箱からプラスチックに需要が移り、今では仕入れ業が中心で、もともと厳しい状況だった。こんな状況ではとても再開は考えられない」と廃業を口にした。

同市紺屋町でバー「シシリアン」を経営する中村久典さん(52)は「飲食店が多い商店街だが、半分近く廃業すると聞く。ビルもいくつか取り壊しが決まったようだ」と心配顔。ただ、「再開の見当もつかないが、自分は必ずこの場所で再開したい」と力を込めた。

球磨川沿いにある温泉旅館「清流山水花あゆの里」では14日、泉源に流れ込んだ土砂を取り除き、湯が再び湧き出した。女将[おかみ]の有村政代さん(69)は「温泉は旅館の命。光が差したようで、とにかくほっとした」と顔をほころばせる。

それでも、豪華なラウンジやバー、ロビーや売店があった1階は全壊。「全面復旧はまだ先だが、少しずつ再開させていきたい」

西日本新聞社

(朝日新聞7月12日)
水が引き始めた午後3時ごろ、1階に下りると、たれが入った鍋はひっくり返り、中身が流れ出して空っぽになっていた。水槽を泳いでいた約200匹のうなぎは大半が逃げたり死んだりし、残っていたのは3匹だけだった。

上村さんの夫で、3代目店主の由紀穂(ゆきほ)さん(70)は家の浸水で店にたどり着けなかった。店内を見たのは5日昼。「涙も出ない、言葉も出ない。笑うしかなかった」

店は由紀穂さんの祖父が1908年に始めた。午前7時に店に入り、仕込む。毎日200匹のうなぎをさばき、昼には恵子さんの手作り弁当を2人で食べるのが数十年来の日課だった。

たれは祖父の代から受け継がれた店の宝。鹿児島や宮崎産のうなぎを炭火でじっくり焼き上げ、仕上げにさっと塗ることで、甘じょっぱい味になる。地元客や観光客に人気だった。

朝日新聞社

(毎日新聞7月21日)

九州豪雨で甚大な被害を受けた熊本県南部、球磨(くま)地方の特産品・球磨焼酎の蔵元の一つ「渕田酒造場」(人吉市)が、存続の危機にさらされている。約140年前に建てられた母屋をはじめ、製造施設が球磨川の氾濫で全て浸水。被害額は数億円とみられ、新型コロナウイルスで打撃を受けた老舗の経営にさらにのしかかる。次世代を担う蔵人(くらびと)の渕田将(しょう)さん(25)は、打ちひしがれながらも「伝統を絶やすわけにはいかない」と決意を固め、5代目社長の父将義さん(63)と再建に奔走する。

人吉市全域が戦場となった西南戦争(1877年)翌年の創業。格子が趣深い町家造りの母屋と球磨川の距離は200メートル足らずで、4日早朝に氾濫が始まると、浸水はあっという間だった。将さん一家は決算書やパソコンを母屋の上部に移動させたが、迫る水に危険を感じ、道向かいの3階建ての自宅へ避難し、そこから母屋などがのみ込まれる様子を目の当たりにした。

幸い5人の社員は全員無事だったが、約3メートル水につかった母屋は泥だらけに。焼酎を寝かせる貯蔵タンクも約20本なぎ倒されていた。中身の状態はまだ確認できていないが、将さんは「多分だめだろう。これで売り物がなくなったとがっくりしました」と語る。

(毎日新聞社)

    

生暖かい龍の息のような

まるで不機嫌な龍がうなっているような生暖かい空気が押し寄せてきて今日も気が狂ったような雨が降る。

梅雨前線が龍のようにうねり、あちこちで滝のような雨が降る。

今年はなんだか異常だ。

コロナに、大雨に、アベシンゾーときては庶民はおとなしく死ねと言われてるようなもんだ。

人吉市が大変な事に。

今年の雨は限度を超えていたようだ。

線状降水帯が発生し、球磨川がとうとう氾濫してしまった。

商店街は水浸し。

魚座民芸店さんも浸水したとの情報がある。

今日もまた雨。

「時によりすぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ」

と祈る。

どど降りの雨がグランドキャニオンを作成。

今年もまたキチガイ雨が降った。

まだひどい被害がないのが救いだが、またかよ、とうんざりしている方も多いのではないだろうか。

ひどい被害ではないが、小さい被害はある。

うちは折角まいたタネが、どど降りで流されてしまい、台無しになった。

シソの小さくて軽いタネだったから、あまりの大粒の雨の攻撃にどどっと流されたのである。

もしタネがこれぐらい重かったら、流されずにすんだのだろうが、そのかわり畑のあちこちに、ミニグランドキャニオンが形成される。

おもしろいといえばまあどちらかといえばそうだが、やっぱりやさしい雨のほうが好きだ。

  

  

エアコンを自分で取り付けた。最終日

さて、次に、

古い配管をはずし、新しい配管を引き回す作業だ。
この作業が一番大変だった。

自宅のほうも、工房のほうも、室内機から、室外機まで、距離がけっこうあり、壁の穴を通すために、脚立を降りたり、昇ったり、しかも配管が通るところに、いろんなものが置いてあるので、それらをいちいち片付け、ホコリを払い、と面倒くさい。

そして配管は、エアコン用の二本の銅管と、排水用のドレンホース、電源用のVVFケーブルの四本を、あらかじめテープで巻いておかないと、穴をくぐらせられない。

さらにエアコン用の銅管は、室内機と、室外機の、フレアナット結合部にナットが来るように、配置を決めておかないと、あとで来るエアコン取り付けの最も重要な部分である、フレアナット締め付け作業がやりにくくなる。

このへんが、エアコン作業のキモのところなんだろう。

冷気と温風が隣り合っているスポットクーラは、これをしないから楽なのだが。と、ブツブツこぼしつつ、平常心で作業を進める。

この作業には道具というか、必要用具で、当然配管セットがいる。
これは普通エアコンには付いてこない。普通業者が持ってくるから。

必ず、事前に室内機と、室外機を置く場所を決めてから配管の長さを計り、必要な配管セットを買わないといけない。
少し、余裕があったほうがいい。

そして、両端に、フレア加工をしてあるものを買うと、自分で配管を切って、フレア加工する手間が省け、専用工具(フレアツール、パイプカッター、リーマー)を購入せずにすむ。

私は7メートルのものを買ったが、幸いにフレア加工してあった。
だが、届いてから開けてみると、VVFケーブルが入っておらず、ドレンホースもなぜか3メートル。おいおい途中でおもらしさせろと言うのかね?

仕方ないので、VVFケーブルは別途購入、VVF三芯Φ2.0を買ったが、1.6mmΦでも良いようだ。
VVFの規格,渡り線の接続工事はΦ1.6mmでも問題ない?

ドレンホースは前のを使いまわす。少々、長さが足りないので、ドレンジョイントと、新ホースが少しいるかと思ったが、ドレンは排水できれば良いので、短くても済んだ。ドレンジョイントもいらない。ホースの16Φと18Φのところで、ジョイントして、テープで巻いとけばOKだった。

さて、室内機の背板を、壁に取り付け、(この時水平器がいるが、いまどきどのスマホにも付いている。)ドレンの水が抜けるよう、下がり勾配にセット。ここは気を使う。水が漏れたらいやだし。

VVFケーブルをつないでから、いよいよ、配管の締め付け。

こここそが、エアコン取り付けの山場、と言ってもいいだろう。

フレア部の銅が、グニュっと、延展する手応えを感じつつ締め付けるという、プロっぽい作業だ。
本当はトルクレンチが必要、と言われているが、なしでやった。
買うべきかかなり、悩んだが、あれはどの動画だったか、わからなくなってしまったが、さかなさんの動画で、

「トルクレンチ使わないほうが、ちゃんと出来る。決まっているから業者としては使わないといけないけど。」

とゆうような事を言っていて、たしか、冷凍機油をフレアに塗る時、ネジ部まで塗ってしまうと、締め付けトルクが変わってしまうが、その対応には、手のほうが確実。という事だったと思う。

ナイログ。冷凍用潤滑油から派生した粘弾性物質。硬化せず、乾燥せずに、あらゆる物質に粘着する液体。1滴のナイログは、約90cm引っ張っても切れません。

さらに、いるかさんの動画では、実験を重ね、角度で合わせれば、トルクレンチなしでも大丈夫だとおっしゃっていて、私がこの動画を見たのは、自分の作業が終わったあとだったのが残念。

とにかく、トルクレンチ云云より、「古い配管のフレアを使い回さない事。」あたり前か、
と、フレアナットを締め付けるとき、両方の配管と、フレア面をまっすぐに合わせ、(これがけっこう難しい。)ナットが手でスッと回るところまで手で締め、最後にレンチをダブルがけで締める。手でスッと回らないのに、工具でむりやり締めてはいけない。

この点に尽きると思う。

そして更にいるかさんは、この動画で、大胆にも、
「真空ポンプもいらない。」と宣言してらっしゃる。
案の定、いろんなコメントが付いて、賛否両論。まあ、賛成派が圧倒的だが。言いたい人はどこにでもいるものである。

私は真空ポンプと、シングルマニホールドゲージを買ったあとだったのが残念。

望むべくは、いるかさんがこの動画でおっしゃっておられる、「冷媒置換」という概念が、エアパージは手抜き、という概念を駆逐してくれる事だ。

いろんな意見があるようだが、その喧々諤々っぷりが、天動説と、地動説のようで、面白い。

「それでも地球は回っている。」と宣言するか、それとも、

「いや、天が回っているのだ!」とやはり主張するか?

列車の発車を待っていて、「あれ?向こうが動いている。」と思っていたら、実は動いているのはこっちだった、という経験のある私としては、どっちとも言い難い。

100年ぐらいしたら変わるのかもしれないが。

とりあえず、取り付けはお二人のおかげで無事に済んだ。

自宅のほうも取り付け、今のところ、正常に動いている。

この場を借りてお二人に改めて、お礼を申しあげたい。

ありがとうございました。

    

自分でエアコンを取り付けるにあたって、買うべき工具に悩む。

今回、私がやろうとしている作業は次の通り。

1.自宅に付いているエアコンのガスが抜けているので、冷媒を補充。
2.補充したエアコンをポンプダウンして、冷媒を室外機に閉じ込める。
3.そしてそのエアコンの配管をはずし、室内機と、室外機もはずし、工房に運ぶ。
4.工房に新しい配管をつけて、室外機と、室内機をつないで、設置する。
5.自宅のほうも、配管を新たにし、新しいエアコンを取り付ける。

以上だが、けっこうめんどくさそうではある。

特に1.のガス補充。

今いったいどれくらい抜けているのか、全くわからないのに、どうやって追加補充できると言うのか?

なんなら、一旦入っているガスを全部放出して、それから規定量を入れたらいいのか。
しかしそれはあんまりひどいので、やったらいけんだろう。

仕方ないから、ちょとずつ入れて、冷えを確認しながら入れるしかないのか。
と、悩んでいたら、いるかさんがこんな動画を上げていらっしゃって、まさにどんぴしゃで、助かった。

しかも道具も、補充冷媒と、チャージホースと、チャージバルブ、電力計だけである。

正確には、レンチと延長コードもいるのだが、それは持っている。

電力計で、消費電力を計りながら、ガスを補充する。とは、なんと頭のいい方法だろうか!
ほんとに助かりました。ありがとうございます。

さて次にポンプダウン。

これまた、いるかさんの動画がある。
へたをすると爆発する。と言われれば見ないわけにはいかない。

なるほど。よくわかりました。
モンキーレンチなどの、片方の口が開いている工具は、決してそばに置かず、ソケットレンチ(もしくはメガネレンチ)などの、工具を使うべし!
これは、事故を未然に防ぐ良い方法だと思います。
ほんとに人間ってバカなミスをしてしまうものですから(多々経験あり。)

この作業は工具はあまりいらない。
ソケット、もしくはメガネレンチと、4ミリのヘキサレンチといったところか。

さて、次からが結構大変である。

また長くなりそうなので、つづく。

エアコンを自分で付けてみようと思う。

エアコン取り付けは、シロウトにはかなりハードルが高い。

しかし、ここ数年、だんだんそのハードルが下がってきて、小学校の高跳びぐらいになって来たような気がする。

気がする、だけであって、万事とろくさく、万事下り坂の身にとっては、やはり、やろうとすると、二の足を踏むな。と、悩みつつ、ユーチューブでエアコン取り付け、を調べていたら、「いるか」さんと、 「さかな」さん
という、お二人(名前が魚類で似てますが別人です。)が懇切丁寧に、エアコン取り付けを解説してくださっている動画を見つけ、よし、これならやれる!と少々自信がついた。

このお二人のおかげで、やる気が出てきたのだが、なんとなく、近頃エアコン取り付けのハードルが下がってきた気がするのには、ほかにもいろいろ要因があるかも、と今更ながら気づく。

1.エアコン取り付けの専門工具が手に入りやすくなった。

アマゾンや、モノタロウの台頭により、地方の素人が、いままでプロにしか買えなかった専門工具を手に入れられるようになった。
たとえば、エアコン取り付けだと、マニホールドゲージ、真空ポンプ、チャージバルブ、トルクレンチ、などなど。(今回いるかさんは、それらすらいらない方法を動画にされている。)

2.オークションや、フリマサイトで、エアコン取り付け専門工具を中古でリーゾナブルに手に入れられるようになった。

アマゾンや、モノタロウなどで、専門工具を手に入れられるようになったとはいえ、やはり専門のものは、高い。
それに、専門すぎて、めったに使わないというか、多分いつもは全然使わないものが多い。
高いお金を出して買うのもどうか?と悩む。

たとえば、今回私は、ヤフオクでタスコの真空ポンプを手に入れたのだが、エアコン取り付け以外で使う場面があるのか?と、ずいぶん悩んだ。
あとあと使わないものを倉庫の肥やしにするのも場所ふさぎになるばかりだし。

結局、
「ふとん圧縮袋を、真空ポンプで吸い出したらすごく圧縮されて、超コンパクトになるかも?」
と、期待して入札する事にした。
(そこは掃除機ですむじゃん。)というヤツの声はフトンに畳み込んだ。
あと、
「旅行時の着替えを、圧縮袋で真空パックしたら、超コンパクトになるかも?」とも思ったが、
(一旦膨らまして、帰りはどうやって縮めるつもり?)という冷静なヤツの声が聞こえ、このアイディアは却下。

3.冷房専用など、安いクーラーが、いつの間にかいろいろ出てきている。

ホームセンターなどで、安いクーラーを見かけるようになった。
「スポットクーラ買い換えなきゃ。」
と、ホームセンターに行ってみると、同じような値段で、エアコンが売っている。これなら、取り付け、というハードルを超えれば、エアコンのほうがいい。スポットクーラは、手軽に涼しいのだが、涼しくなった分、カウンターで温風を吹き出し、プラマイゼロじゃないのか?
ならば、面倒ではあるがエアコンを付けたほうが、真夏には良いのでは?

ちなみに安いエアコンは、耐久性もそれなりに作ってあるそうで、やはり、そこそこのものを購入したほうがいいらしい。ダイキンは丈夫だそうだ。

以上、いつの間にか、素人が、エアコンを取り付けるハードルがけっこう下がっている。

そして、最後は、最初に書いたように、自分の経験と、技術を公開して下さっている、「いるか」さん、「さかな」さん、お二人のユーチューブの存在が非常に大きく、助けになる。

作業中、疑問に感じた箇所を、画像で確認できる点で、ユーチューブはこういうDIY作業の、いわゆるハウツーものの疑問に、答えるのは、かなり向いている。
作業者が何も言わなくても、手の動きを見ているだけで、わかる事も多い。

なんだか長くなったので、続きはまた。

と言っても、私のエアコン取り付け工程をさらすのは、止めておく。
なぜなら、全然参考にならないからだ。

上記したお二人の動画をじっくり見れば、たいがいの人は取り付けできると思う。

実際のところ、私がどんな道具を買ったか?

という点だけ、次に書いて終わりにしたい。

 

こわれた自動製氷機を修理してみる。

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(まずはヘッドランプを準備しましょう。)

なんか最近、製氷室の奥に氷が固まるなー。なんでだ?
という方はご用心。
早急に手当しとかないと、うちみたいに自動製氷が出来なくなります。

製氷トレイの奥のほうに、氷のカタマリがやたら出来て、たびたびトレイをはずして氷を溶かして除去していた。

パッキンが古くなって密閉が悪いのか?と思い、ネットでやっと合うパッキンを探して、付け替えてみたが、全然改善しない。

とうとうある日、なんか四角いプラの箱ようのものが、製氷室に落ちてきて、ドアに引っ掛かるようになった。

何、自動製氷機がなくても氷はできるさ。
と、たかをくくっていたのだが、しかしどうもこの四角いプラ箱が、邪魔で製氷室は満足に使えそうもない。

自動製氷機なんどと、複雑そうなシロモノが、シロウトの手におえるものか!と、ここは買い替えが頭によぎったが、なんせ新型コロナ自粛状態で、緊縮経済だから、ちょっと買い替えはいただけない。

まあ、プラ箱を取るだけでもやってみるか。と、ヘッドランプを点けて作業開始。

(以下の画像は、作業中ではなく、完全に直ってから撮りましたので、細かい分解パーツの画像がありません。ご了承下さい。
ちなみにこの冷蔵庫はシャープのSJ-XF44Sです。)

さて、まず製氷室のスライドドアと、トレイをはずす。

このように斜めにして、エンド部の車輪のようなとこまで引っ張り出して上に持ち上げれば外れる。

次に赤矢印部のネジをプラスドライバーではずす。(この画像ではすでに外してある。)
そして、青矢印部の黒いツメを上に押し込みながら、白い自動製氷ユニット全体を手前に引っ張るようにすると、上に引っかかっていたツメからユニットが外れ、下に降ろせる。

このままだと外に取り出せないので、2個のコネクターを外す。

右の大きい方のコネクターは、指で、黄色い矢印部を押しながら外す。
左の小さいのは、水色の矢印の先のくぼみに、マイナスドライバーを押し込みながら、外す。

これで自動製氷機ユニットを取り出せた。

さてこれから、自動製氷ユニットを直す作業になるのだが、実は、直るとは思ってなくて、分解時の写真を撮っていない。
全体の写真だけで説明するが、至らない部分は想像力で補っていただきたい。

外れた白いプラの箱が、自動製氷機ユニットである。
そして、画像の、黄色い四角で囲んだベージュ色の部分が、製氷皿をひっくり返すモーター部。

奥の青い楕円部が、製氷皿。

紫の円部分はあとで説明する。

奥の製氷皿に水が注がれ、凍ったら、モーターが半回転し、下に氷を落とすというしくみだ。
製氷皿がひっくり返っただけでは、氷が落ちないので、製氷皿の底にわずかに氷を溶かすためのヒーターがついていて、氷の底だけ少し溶かして、落とすようになっているようだ。

さてどうしてこれが壊れたのか?

おそらく、長い間、水を注いでは引っくり返すを、繰り返しているうちに、製氷皿の奥の紫の円部分に、わずかに水がこぼれ、それが凍り、その上にまた水がこぼれ、凍り、・・・・・・

を繰り返すうち、奥の部分に氷のカタマリが形成され、それが製氷皿、および製氷ユニット全体を手前に押すかたちになり、ついには、製氷皿と、モーター部を押さえていたツメを折り、モーター部が落ちてきたのだろう。

奥の氷のカタマリが、大きくなるにつれ、製氷皿がズレだし、さらにこぼれる水の量が多くなって、急激に悪化して、今日に至ったのだ。

では、どうやって直したのか?というと、折れてしまったモーター部を止めていたベージュ色のツメは捨て、結束バンドで、がっちりと数箇所モーター部を固定することにした。

コネクターが写っているさっきの画像の赤丸部分が、その結束バンドである。

買った結束バンドは短いので、このように合わせて長くして結束する。

(この結束バンドは説明用のもの、実際に使ったのは、細い透明のバンドを3本繋げて締めた。)

で、もとどおりはめて、氷タンクに水を入れ、しばらく待つと、ウィーン、と水を吸い込み、製氷皿に水を入れる音がした。

そして夜になって「ガッコン」と氷が落ちる音がして、見てみると氷が出来ていた。

よかった。

これで10両ぐらいの値打ちの仕事をした。
いや、まあいいとこ2,3両ぐらいか。
ま、とにかく気分は良い。

最近製氷室の奥に氷のカタマリが出来て、変だな?
という方、早めに製氷室の奥をライトつけて覗いてみて、氷びっしりになっていないか確認して下さい。

もし、カタマリがびっしりできてたら、ドライヤーなどで、溶かして除去しないと、製氷皿が押されて落ちてきます。

ご参考までにでした。

さて、次はクーラーの移設と、新設をせねば。
ぶっ壊れた工房のスポットクーラのかわりに、家の古いクーラーにガスを補充し、工房に移設し、家のほうは新しいエアコンを付ける予定。

ちなみにヘッドランプは、単3一本で使えるこいつが非常に便利。エネループも使える。
ヘッドランプは単3一本が一番。

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結束バンドは、一応耐候性のあるやつがいいかな。

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新型コロナのせいじゃないだろうけど、

いろんなものが壊れ始めた。
新型コロナで訳わからなくなっている世の中のことじゃなくて、
ごくごく内輪のうちの話だ。

まず、土砂降りの日に軽トラが止まった。
坂道を登ってストトンと、動かなくなった。
幸い車の少ない山道だったので、路肩に寄せて迎えにきてもらった。

次に冷蔵庫の製氷機ユニットが落ちてきた。
なんか箱ようのプラのカタマリが氷部屋にあるな、と思ったら、
製氷機をおさえていたツメが折れていて、ユニットが落ちてきている。
当然氷は、自動製氷できない。

次に、ガラス小屋のスポットクーラが、どがが!とひどい音を立て、
これはひょっとして?と見てみるとぶっ壊れていた。
ラジエターを冷やしているファンの羽が見事に3枚とも根本から折れている。

そして、最近暑いからクーラーテストしとかんと、と久しぶりに家のクーラーをつけたら、「?ぬるい?」ガスが抜けたらしく、涼風とは言い難い風しか出てこない。

これは最近と言っても、約一ヶ月ほど前から、次々と起こった不幸だ。
つまり、あの新型コロナで、自粛の真っ最中の出来事。
私も、展示会の予定が吹っ飛び、さまよえる自営業者の一角に身を置くことになった。

時間ができたので、これ幸いと、畑を10畝起こし、サトイモと、トマトとキュウリと
ナスとトウモロコシとエダマメとツルムラサキとショウガとダイコンとサツマイモを植え、それから木を切り、歯医者に行った。

これで少し元気が出たので、気を取り直し、いろんな壊れたものを直すことにとりかかった。
ものを直すのには気力がいるのだ。

とりあえずは、一番気力がいらない、人にお願いするメソッドをとり、
軽トラ修理をモータースに依頼する。

ダメなときは中古を買うしかないか、と半分あきらめつつ。

ところが、なんと、ディストリビュータのパッキンが古くて水が侵入したらしく、
交換したら、あっさりエンジンがかかったとモータースさん。

いや助かりました。

さすがプロである。

さて次は、ブラブラしてる製氷機ユニットをなんとかせねば。
これは電気屋に言っても、新品を買えと言われるだろうから自分でなんとかせねば。
なんせ新型コロナでうちは緊縮財政なのである。

  つづく。







 

さて、ミストを買ったのだが・・・・

結局ミストを買ったのだが、こんなのである。

ま、要するに普通の霧吹きだ。ただし、電池式なのである。

結論から言うと、暑さに対しては、たいして効果はない。

多分そうだろうとは思っていたが、まったくとは言わないが、まあ気休めになる程度だ。

暑いときに、体にプシューとやると、ちょっとの間、涼感が得られるぐらいか。

それよりも、この電池式霧吹き、吹きガラスの作業中に、実に役に立つのである。特に、わたしのように一人で、作っている人には、おすすめである。

たとえば、紙リンを濡す、型を濡らすときに、実にいいのである。
なぜなら電池式だから、霧吹きを固定しておいて、霧吹きの吹出口を、紙リンに向けておけば、スイッチを押すだけで、紙リンを濡らす事ができる。
これが、手動式ならば、霧吹きを持ち上げて、手動で、プシュプシュしないといけないので、片手に吹き竿を持ちながらだと、ひどくやりにくく、また、腱鞘炎になりそうになる。

それが、スイッチを押すだけで濡れてくれるので、実に楽なのだ。

いや、同業者の方で、私のように一人で、作っている人、本当にだまされたと思って買っても損はないです。

夏には、気休めながら、一瞬涼しくなるので。

ぜひ。