7月になったとたん、
もう梅雨明けか!?
と思う程、くそのように(失礼)ものすごく暑い日が続いてしまい、せっかくの6月の比較的低温状態が、台無しになってしまった。
私のように火を使う仕事は、夏は地獄以外の何ものでもなく、たとえ0.5度でもいいから気温が低いと気持ち的にうれしい。
で、ネットで、ミニ氷河期が来るかも?という記事を見つけて一時期のめり込んで、私のパソコンのブックマーク「氷河期・The Ice ages」には、膨大なサイトが登録される事となった。
しかしながら、こうゆうのは、ガセっぷりも膨大で、針小を棒大化するところがやや見受けられ、真実を見まごう深い穴にはまるおそれがある。
特に注目したサイトが、今年2017年、北極海の氷面積が夏なのに増大している!というもので、私など、0.5度の気温低下に一喜一憂しているバカには、絶大な信頼を寄せるべき情報であった。
これが本当なら、いよいよミニ氷河期(THE MINI ICE AGES!)の到来か!と、これは無視できない情報なので、私は、その信憑性を確たるものに、したく、さらにブックマーク「氷河期・The Ice ages」に、サイトを蓄積させていった。
しかしながら、残念ながら、その信憑性は確たるものになるどころか、
・・・これはガセネタじゃ・・・
と、肩を落とすハメになってしまった。
結果、調べれば調べる程、信憑性のある情報は期待とは裏腹に、温暖化は進むだろう、たとえ太陽活動の減少により、ミニ氷河期が来たにせよ、温暖化による温度上昇には勝てないだろう・・・・。と、氷河期情報とは真逆のものになってしまった。
中でも、このADS、Arctic Data Archives System 北極データアーカイブシステム。
というサイトは、そのデーターの膨大さ、客観的正確性、が郡を抜いており、これにより、ガセネタ記事は、残念ながら雲散霧消していった。
いわく、〜北極海の氷面積が夏なのに増大している!
は、ここの北極データアーカイブシステムの、北極海の氷の増減度合いのグラフを見れば、そのガセっぷり一目瞭然であった。
増えるどころか、最低記録を出した2012年(青線)に迫る勢いで、今年2017年(赤線)の氷面積は減少しているのだ。
(夏場に向かって、当然減るけど、その減りっぷりが、記録的だった2012年と同じぐらいのペース、という事です。)
私は完全に、
がっくし・・・・・・・・・
ときた。
希望は絶たれた。
今はこの北極データアーカイブシステムの、北極海のモニタービューをぼんやりと見て涼むしかないんだ。