ナスとヘチマを収穫。

草だらけの畑から、ナスとヘチマを収穫。

ナスもヘチマもやたらと勢いがよく、畝に収まりきれず、ジャングル状態の中から、探し出す。

トマトは、残念ながら、枯れた。

また来年がんばろう。ミニトマトはできるのだが。

ワインコップにお酒を入れて。
ワインコップにお酒を入れて。

    

D&D 鹿児島展 会期延長の件

渋谷ヒカリエ8fで行われております、鹿児島展が、8月12日まで延長するそうです。

好評だったそうで、よかったです。

何の展示会ぞ?

と、いう方に、説明いたしますと、dデザイントラベル、という雑誌がありまして、日本の各県をそれぞれ、一冊に集中して紹介して行こう、という企画です。

一冊の雑誌、(今回は鹿児島号です。)を出版すると同時に、渋谷ヒカリエでその雑誌に掲載された「県」、の人々や物の展示を同時に行う、というもので、雑誌と展示の同時進行企画により、日本の各県の魅力を、デザイン視点で発信するという、おもしろい企画ですね。

私も、工房の道具、ハシとか、モールとか、と、作品を少しですが、出しております。

今回、宣伝でございました。

渋谷ヒカリエ dトラベル展  d design travel KAGOSHIMA EXHIBITION

鹿児島本の紹介、販売 d design travel KAGOSHIMA

何と!アマゾンにもありました。

このへんざっと見てみれば、いろんな県のdトラベル本があるのがわかります。

好きな県、行ってみたい県など、探すのも面白いですね。

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トマトとガラス(続き)

さて、先日のトマトの続き。

梅雨の末期で、ひどい雨だが、バナナの木の下に植えたトマトは、すくすくと育っている。

相性がいいというのか実に元気そうだ。

トマトは、アンデスが故郷だそうで、昼高温で、夜冷涼な気温を好み、土壌は乾燥していたほうがいいらしい。

一方バナナは、暑く、水分もたっぷりとした気候を好むらしい。

バナナの大きな葉っぱが、雨を防いでくれるし、また、根っこは、水分を吸い上げてくれる。

だから、ある程度は乾燥気味の土壌になるのではないだろうか?

目標一個。一個でも出来たら、バンザイしたい。

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ところで、私はタイトルに「トマトとガラス」と付けたけど、ガラスの事は全然書いてない。

なんでこうゆうタイトルにしたのか忘れたが、多分、夏はガラスも作ったり、トマトも作ったりだ。と書きたかったのか?

作物を作るのは、面白い。

自分の力だけではできないところが、そして、私が見ていない時も作物は、けなげに育ち続けるところが。

ところで、もうすぐ、仙台光原社さんで展示会です。

東北の皆様、お久しぶりです。

今年もよろしくお願い致します。

詳しくは、私のホームページを御覧ください。

*最後になりましたが、今回の異常な豪雨で、各地で、痛ましい事になってしまいました。
私にもなじみのある西日本の各地、広島、岡山、愛媛、福岡、などで、死者も出るほどの豪雨でした。幸いにして、今回私のところは、無事だったのですが、いつ同じような事が起こるか、予想できない最近の気候です。
予想もできない被害に会われた方々の、心中いかばかりか、とお察しいたし、日常の暮らしに早く、お戻りできますよう、お祈り申し上げます。

    

トマトと吹きガラス。

ホームセンターに行ったらトマトの苗が大量に売れ残っており、見るにしのびなかったので、買ってしまう。

植え付け時期も過ぎてるし、うちの畑では、ついぞトマトが出来た事がないのだが、一本10円!の値段と、「今までしぶとく生き残ってきたのだから、うちの雑草だらけの畑でも、しぶとさを発揮してくれるかも知れない」との期待に惹かれて、12本。
つまり、一ダース。買ってしまった。

まあ、あれである、何本かは力尽きるだろうが、こんだけあれば、一本ぐらい生き残って、実をつけるかもしれない。

全部で120円だから、(なぜか税なし)一個でも赤い実をつけて、食えれば(ここ肝心!)しめしめだ。(ケチぃな)

まあ、そうゆう訳で、植え付けてみたのだが、ほかの土地ではやるのか知らないが、鹿児島の場合、トマトに、雨よけの屋根、ドーム型のビニール、を張るのが、ちゃんと収穫してる人のやり方だ。

トマトは、ジメジメしてるのが、嫌いらしい。

で、私は今回秘策があって、バナナの木の下に植え付けてみた。

バナナの木の下に、枯れ草を敷き、その上に土をかぶせて、水はけのよい環境にする。
そして、土砂降りの雨は、大きなバナナの葉っぱが防いでくれるだろう、という、例によって、いい加減な設定。

これでできたら、しめしめなのだが。

    

D&D47ミュージアムでこんど鹿児島本の出版です。日本のものづくり。

渋谷ヒカリエで、47の都道府県を紹介するデザインミュージアムがある。

今回は、鹿児島の番なのだが、風向さんのご紹介で、私の展示もされる事になってしまった。

今日、D&Dの人が、その展示物を取りに来て、うちの小汚いものものを、運んで行ってしまった。

薪まで運んで行った。

こんな綺麗な会場で、どう展示されるのか?考えただけで恐ろしい。

全て忘れる事にするが、彼が乗ってきたベンツのトランスポーターの、運転席に座らせてもらったら、どこまでも行けそうな感じがしたのは、忘れないかもしれない。

    

ムジナのため糞

山の家に行くと、やはりムジナが納屋にため糞をひっている。

どこから入るのか、とにかく恐るべき執念で、糞をひりに侵入してくるわからん生き物だ。

必ず同じところに、取っても取っても糞をする。

侵入経路の第一はふさいだが、また来たようだ。

このクソ野郎が!と怒るが、本当に糞野郎なのでどうしようもない。

どうやら、マキ風呂の横の薪置き場の隙間をムリクリネジ開けてまた入って来て糞したらしい。

このクソ野郎。

と怒りつつ、工房に帰ると、私の家の戸口でどこかの散歩中のイヌがしゃがんでうんこ中だった。

お前らすごいな。うんこはその為にひるのだな。と、納得してしまう。

泥棒が、侵入した家の中に、うんこをひり落としていく、

という話を、鬼平犯科帳や、時代小説で読んだが、つまりこうゆう意味だったのか。

意味というより、生きている証、の為のうんこ。

うんこも無駄にしない動物。

うんこを水に流す人間。

    

荷造りを楽に終わらせるには?

やっと明日から始まる和紙ギャラリーでの、鹿児島のガラス作家展の荷造りが終わる。

直前でなく、一日前に終わるのも珍しい。
ほっとする。

それにしても、このガラス展示会の荷造りはどうしてこんなに大変なのか?

吹きガラスの仕事を始めた頃、この大変さにまったく無頓着で、ひたすら作り続け、展示会直前になって、妻と二人で夜が明けるまで、荷造りをした事を思い出す。

近頃は、時間がある時にコツコツと荷造りを進めないと、絶対に終わらず、直前にヒイヒイなる。と、身にしみてわかって来たので、さすがに徹夜はしない。(高プロ反対)

宿題にしろ、荷造りにしろ、コツコツは無敵なのだ。

それはわかってきたが、どうしたら、毎日コツコツやる、やる気を出せるのか?
それがわからん。

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薪ストーブ新記録

昨日は5月にしては珍しく冷たい雨の日で、洗濯物が乾かないな、と薪ストーブに火を入れた。

5月も末になって火を付けるのは、最遅記録だ。

もっとも、記録を作りたくて、むりやり点火したのも半分あるが。

案の定、暑くなって汗をかいてしまった。

    

エクセルで売れたものだけを別リストにして納品、請求書作りはどうすりゃいいのか?

展示会で売れた物のリストを一覧にして、納品、請求書を下さい。
という事になったので、久しぶりにエクセルを起動。

該当展示会のリストを開いて、売上の欄に売れた数と、チェックマークを入れていき、エンターキーを押すと、売上一覧と、上代、下代などが書かれたリストが出来上がる。
10分もかからない作業だ。

というのはウソで、まる一日かかり、パソコンを二台起動して座りっぱなしである。

パソコン一台は、エクセルさん。もう一台はブラウザを開いて、エクセルのやさしい使い方を探している。

こうゆうのは深入りするととんでもなくドツボにはまって、抜けられなくなる事になるので、なるべく簡単なやり方を探す。

チェックマークを使うやり方もあるようだが、マクロを駆使せねばならんらしく面倒なのでやめておく。

結局フィルタオプションというのを使い、別のシートに売れたものだけを書き出すやり方にした。

売れたかどうかのチェックマークのかわりに、「売上」という項目を一列作り、そこにチェックマークのかわりに、済か、無かどちらかを書く事で、フィルタが認識する検索語句とするのである。

これで私にしては意外とすんなり行き、売り上げたものだけを抽出して、別シートに書き出してくれた。

あとは合計して、下代を出すだけである。

それにしてもセルの広げ方をいちいち検索して調べるレベルの人間が、一日でここまで出来るのも、ネットに情報を上げてくれている方々のおかげである。ありがとうございました。

    

 

秋を待つ心。

ゆうべ少し寒かったので、薪ストーブを点けた。

5月に火を点けたのは初めてではないだろうか。

この調子で、秋になってくれたらいいのだが、そんな事はない。暑い夏が今から来るのだ。

秋を待ちわびる心が、山本周五郎の「晩秋」という短編の一節に惹かれたので、引いてみる。

「花を咲かせた草も、実を結んだ樹々も枯れて、一年の営みを終えた幹や枝は裸になり、ひっそりとながい冬の眠りに入ろうとしている、自然の移り変わりのなかでも、晩秋という季節のしずかな美しさはかくべつだな」

(山本周五郎 「晩秋」より  〜文庫「町奉行日記」に収録)

藩の基礎を固めるため、苛斂な専制政治を行った藩老職の進藤主計という人物が、独身を貫いた人生の最後に、自らを剔抉し、断罪するための調書を書き上げた後の言葉だけに深く沁みる。

この言葉を胸に過酷な夏を乗り切りたいものである。