「ヌスミ」とは? 職人言葉って面白いですね。

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さて、 今のところ休みなし更新中である。 昨日はこんなものを作った。   ところで。 小屋も窓が自然落下するようではもういけん。 改造することにしました! 落ちた出窓のところを増築してしまえば窓はいらなくなるからOK牧場だ!(古っ) まあそうゆう訳で、隣のとなりの大工さんにたのんで基礎の型枠作りをやる。 この角材で仕切ったところにサッシのスライドドアがはまる予定。 ここにサッシの外枠がはまる訳ですな。 建築用語で「ヌスミ」というそうです。 職人言葉って面白いですね。

 

(2014年3月20日)

追加で作業工程の写真を整理した記事を書きました。

「ヌスミ」とは?の作業工程写真をアップしときます。

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バケツ割れ。

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先日は小屋の窓が壊れたが、今日はバケツがバコリと割れた。

ものが壊れるときは続くものである。

どんなものにせよ、自分のものがこわれることはユカイなことじゃないが、このバケツはこんなふうに割れた。

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縁一枚残して、口のところがパコーンときれいに取れたのである。

こんなユカイな割れ方をしてくれるとうれしい。

割れたところから余計な水が出るのが面白そうだ。

なんだかきのう作った片口に似ている。

 

とうとうきたか。

今日はとうとう小屋の東側の出窓の窓が落ちた。

バッシャーン!と、音がしたのだが、

「またサオモトのガラスがはねたか」

とあまり気にしないでいて、しばらくしてふと外を見るとガラス窓が落ちている。

古いすりガラスが見事に割れていた。

出窓の下のほうが下がってきて、窓枠がガバガバになっていたのでとうとう外れたらしい。

親父がそれを見て一言。

「寿命じゃが」

合掌。

 

小心者もののシャチョウには休むのにも勇気(とお金)がいる。

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このところずっと休みなしである。

灯油の値上がり分を少しでもカバーしようとして、最近はずっと一旦窯に火を入れると何か用事があるかあるいは疲れきって体がイゴかなくなるまでずっとガラス窯の前にいる。

「たまには休みをとるか?社長?」

という声も頭の後ろで聞こえるが、休んだら一日六千円の灯油代が飛んでいくので、小心者もののシャチョウには休むのにも勇気がいる。

江戸時代の職人は盆と暮ぐらいにしか休みがなかったそうで、「エドジダイ、エドジダイ、」と念仏を唱えながらガラスを吹いている。

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不動のFマウントは今だに健在だった。えらいぞニコン!

また嵐の春の一日。

今年はこんな日がとても多い。

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ガラスの写真を撮る時、オートフォーカスだとピントが合いにくい話を書いたが、結局どうやってピントを合わせたかというと、ピントを合わせたい所に、そのへんに転がっていた紅茶の空き箱を置いて、ラベルの文字をカメラに認識させ、ピントを合わせる。そしてセルフタイマーにしておいてシャッターを切り、セルタイマーが落ちるまでの間に、紅茶の空き箱をとって写真を撮る。

というめんどくさい方法でDMの写真撮りをしたのである。

数枚撮るたびにパソコンでちゃんとピントが合っているか確認しつつやったので、半日で済ませるつもりが一日仕事になってしまった。

ガラス炉には火が入ったままなので、ムダなことをしてしまった。と、かっくりくる。

「やっぱり一眼レフがいるかなー。でも金ねーし」と、何度めかのため息をつきつつ、ぼんやり考えていたら、ふと思いついた!

「ニコンの一眼レフカメラなら、昔のレンズが使えるんじゃないか?」

つまり、こうゆうことだ。

「今のニコンのデジタル一眼レフカメラのボディだけ、中古で買って、レンズは自分が昔から持っているフイルム一眼レフカメラのものをつけたらいいではないか!

ニコンがデジタルの波ニモマケズ、不動のFマウントのままであれば、デジカメにフイルムカメラのレンズが付くはずである!」

そして、

多分、今のデジカメはコンパクトデジカメが主流で、一眼レフカメラはあまり人気がない。人気はないが、技術はどんどん進んでいるので、各会社とも競って新製品を出している。ニコンの型番がどれが何なのか分からんほど、ごちゃごちゃ出てるのがその証拠だ。

どんどん新製品を出すということは、スペックの高かった新製品がすぐに型落ちになり、陳腐化するということである。

陳腐化するということは、中古品が安く出まわっている筈だ。

たとえ型落ちとはいえ今のデジタル一眼レフの性能ならば、家でDM用の写真を撮るくらいなら必要にして十分なスペックであろう。

と、ここまで思いつきグーグル君に聞いてみると。

さすが、ニコン。

不動のFマウントは今だ不動。

ユーザーがどんだけ、「あなたについていきます!」と言うだろう、ってことですな。これが企業倫理ってものだ。

うそとごまかししかやらないどっかの電力会社はぜひ見習っていただきたいもんだ。

まあ膨大なニッコールレンズのコレクションユーザーがいた訳で、デジカメになったとたんにその財産がゴミ箱行き。ならどんだけ怒るか?というのもあるけど、そのレンズがたとえオートフォーカスや、自動露出はできなくとも、最新のデジタル一眼レフにぴったり入れ込むことができるちゅうのはいい話だ。

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ピントはファインダーで合わせればいいし、露出は大体経験でわかっているし、シビアに測るのならもう一台のデジカメで、露出を測ればいいのだからノープロブレム。

 

ま、以上の視点でデジタル一眼レフカメラ中古市場をみてみると、まさに宝の山。

ざっくざっくですな。

2,3万出せば型落ちの20万スペック品があることあること。

もうどれがどう違うのか訳がわからん。

 

あとはあこがれのRAW現像ができたらよし。

 

 

 

 

 

 

やっぱりガラスの写真はむずかしい。

あったかくなると、やることが色々多くなって大変忙しい。

ただでさえ、ガラスは暖かくなるとよく出る性質を持つので暖かくなると忙しくなるのだが、暖かくなると草は生えるし、苗は植えないといけないし、コタツは片付けないといけないし、と大変忙しくなる。

今日はDM用の写真を撮ろうとしたら、ピントが全然合ってなくてがく然とする。

今のカメラはオートフォーカスが当たり前というか、マニュアルでピントを合わせる機能がついていないのが当たり前だ。

このオートフォーカスでガラスにピントを合わせようとすると、ガラスは透明なせいか、カメラがどこにピントを合わせたらいいか戸惑うようで、あらぬところにピントがあって、肝心な物にピントが合わないのである。

やっぱり一眼レフカメラじゃないといけんのかな。

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NEWS! 鹿児島ガラス作家5人展、開催中。4月14日(日曜日)までです。お早めにどうぞ。

性格というものはつくづく仕事場にも現れるものだ。

性格というものはつくづく仕事場にも現れるものだ。と今回つくづくと思ったことである。

鹿児島で個人でガラス工房をやっている人たちのビデオをDVDに焼く作業をしていてやっぱりつくづく思ったのである。

出来上がった作品にも当然その人となりが現れるのだが、その作品を生み出す工房にも個性が現れているのだ。

そして、それぞれの工房にはそれぞれにガラスの神様がいらっしゃる。

夜中にガラス工房にいると本当にそう思う。

神様もいろんな性格なのだろうと思う。

(吹きガラス製作中のこのDVDは和紙ギャラリーで開催中の鹿児島のガラス作家五人展で見ることができます。見たい作家をリクエストして見ることも可、ですのでスタッフの方にお声をかけて下さい。)

NEWS! 鹿児島ガラス作家5人展、開催中。4月14日(日曜日)までです。お早めにどうぞ。
(ガラス工房 ウェルハンズ)

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(宮澤ガラス工房)
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(グラススタジオ テーゲー)
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なぜ鹿児島のガラス作家は仲がいいのか?そこのところ。

ただいま鹿児島のガラス作家展を和紙ギャラリーさんでやっています。

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どうして私がこの展示会をやりたいと思ったのか?そのきっかけですが、とにかく個性が違いすぎる、そしてその個性が作品に見事に反映されているのが面白かったからです。

こんだけ個性が違えば、来る人たちもきっと楽しんでもらえると思ったのです。

来る人達もまたいろんな人がいるのですから、誰が来ても楽しい展示会になる、と思ったのです。

たいがい、同業者という関係は、相手をけなしたり、仲のいい人たちはいいのですが、日頃ゆききのない関係だと変に嫉妬したり、となかなかむずかしいのですが、吹きガラスの作家達はお互い、工房の維持費など大変なことはわかっているので、同病相憐れむ。みたいなところで、仲がいいです。

それでも、いっしょに展示会すると「あいつのは売れたのに俺のを買わなかった」などと鹿児島弁で「ショノム」ことになる、のが問題なのですが、

その問題もこんだけ個性が違えば「気に菜良な〜い!」のです。

「ああ、好みの違いだね」でOKです。

ほんとに。

まあ、見て下さい。

わかると思います。

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平泉 夫妻作。

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井手さん作。

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宮澤氏作。

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会場全景。

 

ま、百聞は一見に如かず。ってことですね。

カモーン、えびバリ!