お花の上手な生け方。

自分が花瓶を作っているのだが、花を活けるのはさっぱり上手くならない。

花など投げ込んでそれでよし、としているから上手くならないのだろう。

しかし、やっぱり上手い人に活けてもらうと、器も引き立つのでうれしい。

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あんまり上手いので、ちょっとコツを教えてもらったら、

「面と線で活けていったら良い」とのこと。

つまり、葉っぱが面、茎が線で、それのメリハリをつけて活けたら良いのだそうだ。

なるほど、言われてみれば確かにそうだ。

そして、花を点にして、目を引くポイントを作るという事なのだろう。

 

次の写真はその法則に基いている典型的な例。

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国東半島ギャラリーめぐりもあと、2日。

今日は雨だけどお花と、花瓶を見に、涛音寮にお越しください。

お待ちしております。

 

 

はてな?な小屋と夢に出てきそうな小屋に会う。

よその土地に行くと、これは一体なんだろう?

という建物や、あとあと夢に出てきそうな、ちょっとこわい景色に遭遇する。

その遭遇度が多いほど、よそに来た感じがしていいのだが、国東半島はその度合が高い。

だいたい度合いが高いところは、コンビニ率の低いところが多いのだが、いま来ているこの辺はコンビニ率ゼロという、すばらしい条件。

なので、?な建物も多いようだ。

ちょっと回っただけで色々収穫があった。

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多分何かを大量に干すために作られたと思われる小屋。

風通しを良くするためであろう、トタン板が四角く開けてある。窓はないのだ。ただ四角く開けてあるだけ。

しかし、屋根までこのように開ける必要があるのか?

それとも台風で飛んでしまったのだろうか?謎である。

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緑の怪獣のような物体。

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これはひょっとして、わがツタ小屋の未来の姿では?

と裏に回ってみると、やっぱり小屋だった。

いや、家だったのかもしれないが。

ここのツタの良い所はいろんな種類のツタが混ざり合って絡んでいる所で、これなら冬になっても緑が残っていいなあ、とうらやましくなった。

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さて、次のこの小屋はどう考えても何なのかさっぱり解らない。

こんな小さな小屋にどうして、でかい立派なエントツが二本もついているのだろう?

いったい、何を焼いたり、熔かしたりする必要があれば、こんだけのオーバークォリティのエントツが要るのだろう?

と、小屋好きのガラス作家としてはとても気になる。

いやそもそもエントツなのか?

何かの柱がたまたま小屋にかかっただけのことなのか?

わからん。

夢に見そうである。

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更に国東半島の山中に行くと、こんな所が、あった。

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前のエントツ小屋とダブルで夢に見そうだ。しかも風邪をひいた悪夢のとき、汗びっしょりかいて。

 

で、こんなトンネルから、必死で走って逃げようとする夢なんだろうな。

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国東半島は、中心から数多くの山脈が、なだらかに放射状に海に向かって延びている。

なので、海沿いをぐるっと回る国道は、その数多くの山脈をくり貫いて走っているので、トンネルがやたらとある。

で、古いトンネルはこのようにちょっと暗い。

昔のトンネルは暗かった。

このトンネルはまだ水銀灯が点いてるからいいが、灯りなど何もない真っ暗なトンネルの中をバイクで走った事を思い出す。

 

まだまだ、面白そうな国東半島である。

 

 

田舎暮らしの家の、抗しがたい魅力に惹かれて。

今回の宿は地元のNPOさんのご好意で、田舎暮らし体験の家を借りることになった。

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田舎と言っても、ガス、水道(井戸水)、電気(冷蔵庫、洗濯機、クーラー、炊飯器、湯沸かしポット、テレビ、しめて40アンペア)、ボイラー、太陽熱温水器、ケーブルモデム付き。

で、このようにインターネットを使ってブログも書けるという、至れり尽くせりの環境。

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さらに、田舎暮らし体験の宿だからして、まだまだ付いてくる。

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広い駐車場。

 

 

 

 

 

 

畑。

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お墓。

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ご皇室ご一家のお写真。

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お仏壇。

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などなど、とりあえずはいらない物もあるが、周りに家がなくて、自然がいっぱいというのは大変気持が良い。

ただ、押入れなどにやたらと、開放厳禁。や、立入禁止。などの御札が貼ってあるのは、開けるな、と言われると見たくなるツルの恩返し気分で、落ち着かない。

まあ、田舎の家は、前住んでいた人の荷物の物置になっていることは、十分わかってはいるのだが。

さて、どうしよう。

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しばらく大分に行ってまいります。

10月というのに、台風24号一過の、30度越えの暑い日がつづいていますね。

私、強烈な台風の直撃に備え、建て付けのとても悪い雨戸を閉め、子供たちは、学校から休校の連絡が来るのを楽しみに待っておりましたが、ダナスさんは見事に東シナ海を回って日本海へと去って行きました。

雨が少し降ったかな、という程度で雨戸いらんし、休校もなしで、子供たちがっかりでした。

さて、今度は私、大分で展示会です。

国東半島の端に、国見町という町があり、キツネ踊りで有名な姫島へのフェリー連絡港があります。

その港近くに涛音寮(とういんりょう)という、お城のような建物があり、昔、造り酒屋だったそうで、今は国東半島の芸術、文化の拠点となっています。

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ここを中心に12日から国見町工房ギャラリーめぐりが開催されます。

アート講座や、ワークショップ、涛音寮の定番ランチ「たこ飯御膳」、そして13日の日曜日には、あの山崎ハコさんのコンサートもありますので、ぜひおいで下さい。

私は、基本、涛音寮の一階におります。

いない時はその辺を散歩しているでしょうから、お声をかけて下さい。

 

ところで、国東半島はいい感じの海水浴場がたくさんあるところで、来る途中にもこんなところがありました。

おじいさんの背中がなんとも良いですね。

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運動会は明るい不思議な大宴会。

小さな学校に子供達を通わせているので、運動会となると大変である。

 

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全校生徒19人で、地域の運動会もいっしょにやるから、親も子もほぼ出ずっぱりで、動き回る。

 

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去年私は運動不足がたたり、運動会のあと、ものすごい筋肉痛で3,4日使い物にならなかった。
ので、今年は、少し走りこんでから参加したが、やはりまだ筋肉痛が治らない。

小さな山の中の小学校だから、運動会はまるで宴会のようで、眺めていると、「お伽話の主人公になったような気がしてくる。」

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とは太宰治のセリフで、私はいつもこの運動会を見ると、太宰治のもう一つの特質である、明るい諧謔の語り口、の大名作「津軽」の最後のシーンが頭の中を巡る。

・・・・・「その学校の裏に廻ってみて、私は、呆然とした。こんな気持をこそ、夢見るような気持ちというのであろう。本州の北端の漁村で、昔と少しも変わらぬ悲しい程美しく賑やかな祭礼が、いま目の前で行われているのだ。まず、万国旗。着飾った娘たち。あちこちに白昼の酔っぱらい。そうして運動場の周囲には、百に近い掛け小屋がぎっしりと立ち並び、いや、運動場の周囲だけでは場所が足りなくなったと見えて、運動場を見下ろせる小高い丘の上にまでムシロで一つ一つきちんとかこんだ小屋を立て、そうしていまはお昼の休憩時間らしく、その百軒の小さい家のお座敷に、それぞれの家族が重箱をひろげ、大人は酒を飲み、子供と女は、ごはん食べながら、大陽気で語り合っているのである。 ・・・・・・
・・・海を越え山を越え、母を捜して三千里歩いて、行き着いた国の果の砂丘の上に、華麗なお神楽が催されていたというようなお伽話の主人公に私はなったような気がした。」

太宰治  「津軽」 より。

ありがとうございました。武岡トンネルも開通めでたし。でも消費税のばかもので気分ふさぐ

マルヤガーデンズ、エムズギャラリーさんでの展示会が終わりました。

今年はうちの娘の小学校の運動会と重なり、体力的に危惧されましたが、乗り切ることが出来ました。

とりあえず、ここで。

「みなさん、ありがとうございました。」

と、お礼申し上げます。

奇しくも今日は安部総理が消費税引き上げを発表しました。

おかげ様で我々自営業のヒトビトはついに、生き残りを賭けた日々に突入するでしょう。

そして、やっと武岡トンネルが上下線開通し、スムーズに通れるようになりました。

今日鹿児島市に行くとき、武岡トンネルを通りましたが、初めて一回も止まらずに通り抜けることが出来ました。

で、帰りも使ってみましたが、西田方面から、右折して、トンネルに入る信号で渋滞になるようです。

そのへんで交通量調査をしてましたから、信号のタイミングはまた調節されるのだと思います。

とりあえず、武岡トンネル渋滞がなくなったのは嬉しい事です。

これから高速料金も払いがいがありますね。