はてな?な小屋と夢に出てきそうな小屋に会う。

よその土地に行くと、これは一体なんだろう?

という建物や、あとあと夢に出てきそうな、ちょっとこわい景色に遭遇する。

その遭遇度が多いほど、よそに来た感じがしていいのだが、国東半島はその度合が高い。

だいたい度合いが高いところは、コンビニ率の低いところが多いのだが、いま来ているこの辺はコンビニ率ゼロという、すばらしい条件。

なので、?な建物も多いようだ。

ちょっと回っただけで色々収穫があった。

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多分何かを大量に干すために作られたと思われる小屋。

風通しを良くするためであろう、トタン板が四角く開けてある。窓はないのだ。ただ四角く開けてあるだけ。

しかし、屋根までこのように開ける必要があるのか?

それとも台風で飛んでしまったのだろうか?謎である。

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緑の怪獣のような物体。

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これはひょっとして、わがツタ小屋の未来の姿では?

と裏に回ってみると、やっぱり小屋だった。

いや、家だったのかもしれないが。

ここのツタの良い所はいろんな種類のツタが混ざり合って絡んでいる所で、これなら冬になっても緑が残っていいなあ、とうらやましくなった。

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さて、次のこの小屋はどう考えても何なのかさっぱり解らない。

こんな小さな小屋にどうして、でかい立派なエントツが二本もついているのだろう?

いったい、何を焼いたり、熔かしたりする必要があれば、こんだけのオーバークォリティのエントツが要るのだろう?

と、小屋好きのガラス作家としてはとても気になる。

いやそもそもエントツなのか?

何かの柱がたまたま小屋にかかっただけのことなのか?

わからん。

夢に見そうである。

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更に国東半島の山中に行くと、こんな所が、あった。

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前のエントツ小屋とダブルで夢に見そうだ。しかも風邪をひいた悪夢のとき、汗びっしょりかいて。

 

で、こんなトンネルから、必死で走って逃げようとする夢なんだろうな。

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国東半島は、中心から数多くの山脈が、なだらかに放射状に海に向かって延びている。

なので、海沿いをぐるっと回る国道は、その数多くの山脈をくり貫いて走っているので、トンネルがやたらとある。

で、古いトンネルはこのようにちょっと暗い。

昔のトンネルは暗かった。

このトンネルはまだ水銀灯が点いてるからいいが、灯りなど何もない真っ暗なトンネルの中をバイクで走った事を思い出す。

 

まだまだ、面白そうな国東半島である。

 

 

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