とおりすがりにカレー屋を見つけた。
初めての街を車で走っていて、早めのお昼にしようかなと、
手頃なお店を探していたときだ。
定食屋っぽいお店構えで、(??)カレー屋と読めた。
丁度路肩が空いており駐めやすいので、ここに決めた。
車を駐めてから、看板を見上げると、「辛いカレー屋」
と書いてある。
(定食屋っぽい外見と比して、挑戦的なタイトルだな?)
一瞬不安がよぎったが、もう駐めたし、ままよと入ってみる。
実は吹きガラスの仕事を始めてから、ものすごい汗かきになった。
すごい汗かきでない、ものすごい汗かきになったのだ。
(うう・・・・あ、暑い)と、ある臨界点を超えると、どっと、まるで水道の栓をひねるように汗が出るのである。
熱い硝子炉の前で、扇風機の風をあびている時は、これが涼しくて気持ち良い。
しかし一般世間に出ている時には、あまり出てほしくない症状なのだが、実は(辛い)ものを食べたときにも、おんなじ現象が起こる。
(うう・・・・か、辛い)と、ある臨界点を超えると、それこそまるで、(上記同)のように、どっと汗が出るのである。
メニューオープン。
カレーのメニューが充実しておる。
お、ハンバーグ定食など、カレー以外のもあるようだ。
そして、やはり、
「激辛お好みの方は、お申し出ください。」
と書いてある。
という事は、つまり、激辛でない普通のは、普通に辛い、という事なのだろう。
当然、「甘口お好みの方は・・・・」などとは書いてない。
ハンバーグ定食にしようかと、一瞬躊躇したが、えーい、とカツカレーをたのむ。
こうゆうところが、私は、バカなのである。
店に漂うカレーの匂いから、辛いっぽい匂いがしているではないか。
この匂いからして、大汗は逃れ得まい。バカめ
タオルを取りに、車に戻る。
(なんか、長くなってしまったので、続きは明日。)