冬の湯豆腐

八代で買った森永とうふ
森永とうふ

八代に行ったとき買ったとうふ。

自分と同じ名前の豆腐だったので、迷わず買う。

自分と同じ名前だと、どうしても、美味しくあってほしい、と期待するのは、自然な気持ちだと思うが、この豆腐はどうなのだろう。
見た目は、ごく普通のパッケージで、豆腐の肌合いとしては、なかなかのものに見える。

知らない人は知らないが、私の名前は、「森永」だ。

この名前、けっこうあちこちで、あるようで、有名なところでは、あの森永製菓だ。
さらに、鹿児島では、パチンコ店、石材店などもあり、時々「関係者ですか?」と聞かれるが、なんの関係もない。
私は、ただ一介のガラス製作者だ。

しかし、同じ名前だと、なんか悪さをしてないだろうか?とか、商売は順調なのか?
とか、まるで遠戚の身内を心配するように、ふと気になる時がある。
まったくいらぬ気がかりなのだが。

さてそれで、この森永とうふ、シイタケといっしょに湯豆腐に煮たら、つるつるして、大変おいしかった。
木綿豆腐で、湯豆腐にすると、表面がつるつるなって、絹ごし豆腐に舌ざわりが似てくるのがあるが、それだった。

やはり胸をなでおろすのだった。

「そばどんの滝」というところ。

スローシャッターで水の流れが絹のようになる写真があるが、あれをやってみたくて、
地元の滝を撮影した。

三脚がなかったので、岩の上にカメラを置いて、セルフタイマーで手ブレが収まるようにして撮影。

そばどんの滝、の由来は、このへんにあった蕎麦屋さんが、洪水で流されたから、だそうだが、

本当にこの辺に蕎麦屋があったのか?

と、言いたくなる山奥だ。

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ヒロ画廊さんのある町

南海高野線、橋本駅からもうひと駅。
「学文路」駅がヒロ画廊さんに一番近い駅。

特別な町ではなく、どこにでもあるふつうの町。

橋本市が、人口6万人くらいだそうで、よくある規模の町だと思います。

そういう町に画廊があるって、いいなあと今回行ってみて思う事でした。
別に銀座とかじゃなくて、自分が住んでいる町に、美しいものが展示してある空間が、いつもあって、ふらっと行けば、何かしらの新しい展示会をやっていて、オーナーさんとひとしきりお喋りして帰る。

豊かな生活だと思います。

ヒロ画廊のオーナーの廣畑さんは、そういう日常の周りに置ける気さくなアートを扱いたい。
と仰っておられ、そのポリシーがお店に出ています。

そういう画廊が近くにある人達、ほんとに羨ましいです。

どうですか? あなたの町にもヒロ画廊。

昭和の時代に学校帰りの道の曲がり角に、駄菓子屋があったように、いまの時代に町に画廊が一つあったら楽しいだろうな。

そう想像したら、豊かな気持ちになります。

もっとも、常連のお客さんとお話したら、「今でこそ常連で、時々お手伝いしたりしてるけど・・・・・」

「最初は、えっ!って感じで、なんでこんな所に画廊?があるの?」

という感じだったそうで、中にはいるまで、何日か周りをウロウロして、入るのにずいぶん勇気が要ったそうです。

わかります。そのお気持ち。

でも、入ってよかったですね。

もう一度、羨ましい。

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ブルーシートの使いこなしが。

ブルーシートを美しい、と思わせるレベルに使いこなせるのは、かなりの美的センスがいると思う。

意識するにせよ、しないにせよ。

日本の隅々に入り込んだブルーシートだが、みすぼらしい・・と感じるか、ブルーシートも良いではないか。と、感じさせる違いはどの辺にあるのだろう。

私はこういう感じなら美しいと思うが、皆さんいかが?

  
bぅ

人吉の魚座さんに行く。

水がぬるんでくるとガラスも動き出すようで、今日は人吉の魚座さんにガラスの蓋物を納めに行く。
先代の墓参も兼ねて。

今日はなんか春霞みにくすんだ日で、日差しは春っぽいのに、気温は低く、ちょっと肌寒い。
こんな日は家々がみんな眠っているみたいだ。

お昼ごはんに、宮之城の「元気屋はらぐち」さんで、おにぎりと、おかずを仕入れて車中食。
おにぎりもお惣菜も、小さめなので、車中でつまみながら行くのに食べやすくて良い。

ついでに魚座さんの手土産に唐揚げを包んでもらう。

近ごろのちょっと民芸ブームで、魚座さんもブルータス系の「カーサ」という雑誌に載ったとか、それから夏の私の個展についての話し合い。

人吉は面白い街で、日帰りでいろんな楽しみ方が出来る。

民芸コースとしては、人吉魚座民芸店、上村うなぎ、手打ちソバ、鍛冶屋。

アウトドアコースは、川下りかラフティング、滝見物、キジ料理。

伝統コースは、温泉めぐりと幽霊寺。

あと、これは泊りで(酔っ払うので)、人吉球磨焼酎、蔵元めぐり。

とか、いろいろ楽しめる。

最近の私の日帰りコースは、魚座民芸店、鍛冶屋、お墓参り、古着屋のパターン。

よそに出かけた時には、コンビニが少なくて個人商店の比率が多い街ほど、お出かけ満足度が高い。

その点人吉は満足度がとても高い。

最近ちょっと商店街がすいてきたのが気がかりだが、まだまだ面白い街だと思う。

広島風お好み焼き伝統的作り方

広島と言えば、広島風お好み焼きであります。

広島市内に出かけた時、よさげなお店を見つけたので、入ってみましたら、広島風お好み焼き40年のおばちゃんが、一人で切り盛りしてるという私にとっては理想的なお店でした。

厚さ2センチ以上はあるという分厚く、でっかい鉄板がお店のど真ん中にどーんとあり、お客はその前に座ります。

夏なので、鉄板の前は暑いですが、クーラーがガンガン効いており、冷たいおひやもたっぷりあります。

 

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広島風お好み焼きは、具がたっぷりとあるのが特徴ですが、具を焼く順番が諸説あります。

まず生地を焼くのは当然ですが、その後、キャベツを焼いたり、ソバを焼いたりといろいろ。

 

このお店のおばちゃんは焼きそばからでした。

「ずっとこのやり方でやってるからね〜どうしていうことじゃないんよ。」

とおっしゃっていました。

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ソースを少しかけて、鉄板の上で軽くほぐしてから、生地の上に乗せます。

その上に、軽く炒めたキャベツをのせ、イカフライをちぎってのせます。イカフライはビールのつまみにしたりする、あの駄菓子のイカフライですね。

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更にモヤシをのせ、ネギをのせていきます。

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その上に、あげ玉を投入。
以前に我が家であげ玉が見つからず、天カスでやった事がありましたが、やはり大きめのあげ玉のほうが美味しくできるようです。

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そして、ブタの三枚肉をのせ、

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生地を少しかけてからひっくり返します。

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さて、ここからは動画でご覧ください。

広島風お好み焼きの、流派争いの一つに、「生地をぎゅうぎゅう押しながら焼くか派か?」それとも、「あまり押さずにふわっと焼くか派か?」というのがありますが、おばちゃんは、ぎゅうぎゅう派でした。

ぎゅうぎゅう押すと、水分が抜けてパリッと焼けるので、私は好みです。

最終段階です。

卵を投入。

卵が焼けたらひっくり返して、

最後にオタフクソースと、魚の粉と青のりをたっぷりとかけて、

「はいどうぞー」

おばちゃんのぎゅうぎゅう押しがよくわかりますね。

おいしそう~

いただきます!

 

あ、そうそう。

この小さなコテで、一口サイズに切ってコテに乗せてはふはふ言いながらいただきます。

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美味しい〜

どこもかしこも雨

広島に来ている。

鹿児島も雨だったが、広島も雨である。

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今年は本当に雨が多い。

台風11号がフラフラしていてまだしばらくは、こんな天気が続きそうだ。

 

うっとうしい気分を吹き飛ばすのは、やはりこんなガラスの器が一番である。

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だれが作ったのだろう・・・おや!森永豊だ。

だからどうした、という事で、くだらない宣伝になってしまった。

ネット環境が使えるので、暇つぶしである。

ネットとパソコンがあると、出先でも事務仕事ができて便利だが、暇つぶししてる方が多い気もする。

そうゆう事で、連絡のある方はこちらにお願いします。