さて、迷走台風5号だが、いよいよ進路を決めたようで、うちのほうに向かって来ている。
そんなふうに進路をやすやすと決められても困るのだが。
たぶん長寿台風とかいわれてジジイあつかいされてムッとしたのかもしれない。
長期台風とかにしとけば、長期優遇金利とかな感じで、お得感が出るんだから、機嫌を悪くされず、今頃まだ太平洋上で、のんびりされていただろうに。
人はだれでもネガティブな事は言われたくないものだよ。
気象庁が、対応を誤ったという事だ。
だいたい気象庁の台風情報はヌル過ぎるのだ。
今日の同じ時刻の、気象庁の台風予想と、米軍の予想を並べてみよう。
米軍のほうがはっきりと、8月5日から6日にかけ、うちらのほう(鹿児島)が台風の勢力圏に入る事を予想している。
先日香川に行ってきたのだが、瀬戸内地方の方の台風に対するのんびり感に触れ、私が以前広島に住んでいた時の、台風が来た時の広島の方々の、のんびり感を思い出した。
台風が接近しているというのに、家の前のバケツなどの飛びそうなものもそのままなのだ。
鹿児島なら信じられないのだが、実際台風が通過してもバケツはそのまま無事だった。
まったくうらやましい話だが、だから私がいくら強烈な台風が来た時の恐怖を語ってもわかってもらえない。
海から遮るものなく直撃した時の強い台風は、本当に全てをなぎ払う恐ろしい力をもっている。
いま思い出しているのは、2015年の台風15号コーニー(GONI)のひどさだ。あまりの風の強さに「これは小屋が吹き飛ぶ」と、夜中3時ごろ起き出し、ルツボ内のガラスを全て掻き出して、ガラス炉を緊急停止した。
そのあとすぐに停電、復旧に2日ほどかかったか。田舎のほうは一週間過ぎても停電のまま、冷凍庫のアイスは溶け、道路には大木が倒れ、あちこちで瓦が飛んだ屋根や、板をもぎとられて穴の空いた小屋があった。そして一部は未だにそのままだ。
願わくば、せめてあんな事のないように祈るしかない。
名前が似てるのがいやだな。ノルー(NORU)とコーニー(GONI)。5号と15号
参考リンク
米軍台風情報 タイフーンワーニングセンター(TC Warning Graphic)をクリック。
2015年8月23日から25日 の台風15号の影響について。 ウェザーニュース