もう彼岸も過ぎたから、これでやっと鹿児島も涼しくなったと余裕で仕事してたら、いやなんか暑くないか?と温度計見たら40度越えてて熱中症になりそうになった。
エムズギャラリーの個展も無事に終わって、少し気が抜けたが、次があるので、やっぱりずっと作っている。
相変わらず炭と薪とガスで焚いているのだが、だんだんコツもわかってきて快調である。
M'sギャラリーのK矢さんが、今回出したコップを触って「ツヤツヤしてますね〜」
とおっしゃっていたが、自分でも「なんか今までと違うなー」と思っていたので、人に気付いてもらえると嬉しい。
表面にもう一枚、膜があるような、感じがするくらいツヤツヤしており、手触りもなんか柔らかい。
多分これは想像だが、薪を焚いていて、薪に含まれるカリ成分が、ガラスと反応し、表面が釉薬がかかったような状態になっているのではないか、と思う。
ボヘミアガラスが、カリガラスの代表だが、カリガラスというガラスは、ソーダガラスや、鉛ガラスと比べ、融点が高く、キラキラしているのが特徴である。
昔見たことのあるカリガラスに、今回の薪ガラスは似た光り方をするように思う。
1000度を超える温度で、作っているのだから、そのような化学反応が起きていてもおかしくはないと、思うのだが。