久しぶりに音楽を買った。
一曲が250円だった。
今まで音楽を買うと、音楽それ自体、つまり、耳に入って来る音、とは別に、
CDのケースや写真、解説文、帯。
昔のレコードであれば、さらにでかい写真と帯や、歌詞カードがついてきたのだが、今回は250円払ってそうゆう物、は全く付いてこなかった。
せいぜい、パソコン画面用のサムネイル画像が付いてきただけである。
音楽を買って、余計なものが付いてこなかったのは多分、初めての経験ではないだろうか?
豪華アーティスト写真ブックレットとか、特大ポスターとか、最近では、特典dvdとか、がついてこないと損したような気持ちにさせられていたのは実は大手レコード会社のおまけ戦略にのせられていただけだったのかもしれない。
音楽は音楽だけ聞かせてもらえればそれでよかったのに、いつの間にかそれが商売になり、レコードジャケットや、歌詞カードをありがたがるのが癖になってしまったのかもな、と思う。
いきなりギターを抱えた人が来て、「いまから歌を歌うから250円下さい!」と言われても困るが、実は音楽は音楽だけで十分だなと思う。