南海高野線、橋本駅からもうひと駅。
「学文路」駅がヒロ画廊さんに一番近い駅。
特別な町ではなく、どこにでもあるふつうの町。
橋本市が、人口6万人くらいだそうで、よくある規模の町だと思います。
そういう町に画廊があるって、いいなあと今回行ってみて思う事でした。
別に銀座とかじゃなくて、自分が住んでいる町に、美しいものが展示してある空間が、いつもあって、ふらっと行けば、何かしらの新しい展示会をやっていて、オーナーさんとひとしきりお喋りして帰る。
豊かな生活だと思います。
ヒロ画廊のオーナーの廣畑さんは、そういう日常の周りに置ける気さくなアートを扱いたい。
と仰っておられ、そのポリシーがお店に出ています。
そういう画廊が近くにある人達、ほんとに羨ましいです。
どうですか? あなたの町にもヒロ画廊。
昭和の時代に学校帰りの道の曲がり角に、駄菓子屋があったように、いまの時代に町に画廊が一つあったら楽しいだろうな。
そう想像したら、豊かな気持ちになります。
もっとも、常連のお客さんとお話したら、「今でこそ常連で、時々お手伝いしたりしてるけど・・・・・」
「最初は、えっ!って感じで、なんでこんな所に画廊?があるの?」
という感じだったそうで、中にはいるまで、何日か周りをウロウロして、入るのにずいぶん勇気が要ったそうです。
わかります。そのお気持ち。
でも、入ってよかったですね。
もう一度、羨ましい。