また夏に戻る。

ここ数日、30度越えで、夏にもどったように暑い。

去年も今頃まで暑かったのだが、似たようなパターンで、ちくしょうめ!と言いたくなる。

太平洋高気圧が今頃になって異常に強いようだ。

くそのような青空が広がって、見上げると、ちくしょう!と言いたくなるが、眩しくてくしゃみが出てしまい、くやしい。

せっかく涼しくなって、少しずつ精神をいたわりながら、良いペースをつかもうとしてたのに台無しだ。

太平洋高気圧はもういいから。

暑さ寒さも彼岸まで、というのは、今までは結構その通りで、それを支えになんとかやってきたのに、30度越えでその支えを、蹴り飛ばされてしまい、私の気は地面に落ちた。

そうだ、ただの故事にせよ、何かを支えにするのは、止めないといけない。

自分を支えにせねば。(自分のどこを?)

しかしながら、残念な事に、この暑さにふと気づくと体が喜んでいるじゃないか。

さー汗いっぱいかいたから、とりあえずビールね。

それから、今日は久しぶりにカレーうどん。

(どうも今年の夏にカレーうどんにはまったのが、ぶり返したらしい。)

いやだと言いながら、体は正直なものだ。(なんだ?)パブロフか、

じゃあ、しょうがない。

カレー蕎麦にするか。

 

 

 

蚊がお湯に弱いように・・

さすがに暑い鹿児島も、朝夕は涼しくなって来て、少しは一息つけるようになった。

仕事終わりの水風呂に浸かる時間も短くなって来て、もうそろそろ、この習慣もおしまいか、と思うと少し寂しい。

ドロドロの汗だくになって、熱中症寸前でくらくらしながら入る水風呂の気持ち良さは、やはり40度超えの環境でないと、あまり気持ち良くない。
というか、たぶん、この急激な温度の落差に反応し、脳内で何かの中毒性のある快楽物質が出ているのではないか?
ちょっとした麻薬物質に近いような。

そういえばサウナから出て、ブワシャーンと水風呂に入り、「うフォー!」などど、奇声を上げている人の周りにはあまり近づきたくないが、やはり、麻薬物質的なうさんなかんじを直感的に避けているんだと思う。

気をつけよう。お互い。

で、まあうちの40度超えの工房であるが、ドアや窓を開けっ放しにしているので、蚊が入り込み水を張っているバケツなどに卵を産み付ける。
しばらく水を取り替えないでいると、そのうちボウフラが、プルプルしているのを発見するのだが、このバケツをバケツごと窯の熱い所に置いておくと(ちなみにブリキ製のバケツです)そのうちお湯になり、ボウフラは全滅してしまう。だいたい50度くらいで、もう死んでしまうのじゃないだろうか。

だから意外とボウフラは熱に弱いのである。
蚊に刺された時、お湯を掛けたり、お風呂に入るとかゆみが引くのも、蚊の毒がお湯に弱いかららしい。

ま、そんな訳で、私もすっかり水風呂に慣れてしまい、お風呂にお湯が入っていると、違和感を感じるようになってしまった。
まさか入って死にはしないが、弱りそうな気がする。

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ガラス炉が重篤なトラブルに。

ガラス炉(吹きガラスの窯)にカーボンというか、ススがたまり、どうしようもなくなってしまったが、ブロアーを買って何とか復帰したというお話。

ここ一週間程、うちの吹きガラスの炉の煙道にススがたまり、これはもう再起不能ではないか、と思われるほど重篤な事態になってしまった。

事の起こりは、バーナーの灯油ホースに、ごくわずかだが、油染みが見られ、どうもホースが劣化してヒビが入り、そこから灯油が染み出してるようだ、と、発見してしまった朝に始まる。

このまま作業に入っても、問題無い程度のごく薄いにじみだったが、次の日朝早くから広島に行く予定で、窯を監視できないし、もう7、8年経っているホースだから、この際、新品に取り替えた方が、無難だろう、と判断した。

で、灯油バーナーを、臨時用の小さなガスバーナーに入れ替え、灯油ホースを外し、油圧ホースの専門店に持って行き(ユンボとかの油圧機械のホースを修理する業者)、同じ長さの新品を作ってもらう。(9,800円)

そして、無事付け替えたのだが、次の朝起きてみると、何と!バーナー口が、ほぼススで埋まりかけているではないか!

「これは完全にやばい」

どうも推察するに、ホースが新品になって、流れが良くなったせいで、思ったより油が出ており、不完全燃焼になってしまったらしい。

とりあえず、見える範囲のススを細い鉄棒で、突き崩し、エアーを最大に開け、ススを飛ばそうとするが、どうやら炉内にかなりの量のスス、カーボンが溜まっているらしく、全然燃えてくれない。
バーナー口で、ショボショボと、燃えるだけで、炉内に火が入って行かないのだ。

「さて、緊急停止するかね」

いや、仮に停止して、炉内を掃除したところで、私の炉は、煙道を炉底に通し、その上に、二次空気を温める道を作って、灯油を完全燃焼させる想定で作ってあり、煙道にススが付くことはありえない、という構造で作ったので、煙道掃除口からは、ごく一部しか掃除できない。つまり、これは想定外の事態なのだ。
掃除するなら、炉底まで崩して作り直すしかないのだ。

ではもう、炉内の温度を何とかして上げて、中のスス、カーボンを焼き切り、飛ばし散らすしかないのだ。

さて、それから約3日間、なだめたり、すかしたり、持っているACファンや、シロッコファンから、エアをあっちから、こっちから送ってなんとか炉内の温度を上げようとするものの、どうも、どっかが詰まっているらしく、症状は一進一退。というか、0進0退。つまり、にっちもさっちもいかん。

「さ^て困ったね」

どうするよ。もう止めるしか無いか。

「あ?」

「あ!」

そうだ!ブロアーがあった!

あれだ、あれ、田舎のバーベキューでは、炭熾しに絶大な威力を発揮し、あるいは、たまった落ち葉を吹き飛ばして、たちまち道を綺麗にしてしまう、ブオーンとうるさいあいつだ。

よし、買おう。

うへへ。

こんな非常事態にもかかわらず、わたしはニヤリとした。

この非常事態にかこつけて、ついにあこがれのあれを我が手中にできる格好の言い訳が申し分ないではないか。

へっへ。

とほほを緩めつつ、近所のホームセンターへ。

買った。しょうがないから買ったのだ。

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そして、こいつの先端に「ウコンの力」のアルミカンをしばりつけ、耐熱仕様にし、(台無しだ)

吹いた、吹きまくった。

バーナー口から、煙道出口から、二次空気導入口から。ありとあらゆる入り口から、ブオン、ブオンと、吹き付け、吹き込み、吹き飛ばした。

時にはバーナーの油量を最大に上げ、まるで烈火の火炎放射器の如く。

ときには、煙道口から、糸を通すように火の道を拡げるべく。

一日、ブロアーの舞い上げるホコリと、ガラス炉の熱に汗まみれ、ホコリまみれになりながら。

結果。

見事に復調した!

前より調子が良いかもしれないくらいだ。

ストリートビューは、こんなとこにも入り込んでいたの?(お堀じゃ)

知人のお店が、柳川藩主の門番小屋を借りて、期間限定ショップをオープンするという・・・?

?門番小屋でお店? できるの?

よく聞いてみると、九州は福岡県柳川市に、柳川藩主立花邸というものがあり、そこの門番小屋でお店を開くらしい。

門番小屋とあなどっては、いけない。
こんなにいい感じの、小屋というか、もう家ですね。

ssyanagawa 2017-08-29 19.03.26

で、柳川といえば、お堀を巡る川下りが有名なのだが、

立花邸を見ようと、グーグル・ストリートビューを開いたら、こんな画面が出て驚いた。

scyanagawa3 2017-08-29 20.13.05

何と!ストリートビューは、川下りまで道という認識で、入り込んでいたのですね。

おそるべし、グーグル。

そのうち、俺のケツの穴からも入り込むかもな〜

いやいや失礼しました。

気象庁は天気予報を放棄するか?

気象庁の予報が大幅に外れて、スーパー猛暑とか言ってたのが大外れ、どうしてくれるんだ気象庁!ソンガイをどうしてくれるんだ気象庁!と巷では騒いでいるようだが、天気予報は外れるものだし、外れるから我々一般人が、地元の海や山を見て天気を当てて、

「どーじゃ気象庁、おまんの天気はいっちょんあてんならんど!」

と威張れるのがいいのだ。

そもそもどうして気象庁が天気予報に手を出したのか発端は知らないが、気象庁の持つデーター収集能力は、膨大、甚大なもので、それこそ北極から南極まで、海の底から宇宙衛星まで、長大なセンサーを張り巡らしてる訳で、それにプラス、過去の天気データーをも膨大に所持して、検索、参考に出来る訳だから、ある日、神の視点を得たような気がしてしまい、天気予報などどいう、神をもおそれぬふるまいをし始めてしまったのではないだろうか。

この際だから、天気予報事業からは潔く撤退して、気象庁は、膨大な気象データだけをわかりやすく、皆に公開して(もちろん今でもそうしているのだが、何がどこにあるのか複雑で、分かりにくい)あとは、地元の一般人や、気象予報士さんたちにまかせる、というので良いと思うのだが。

そうして、皆、勝手放題に好きなこと言えばいいのだ。

もちろん私も言うだろう。

ぷち氷河期が来そうだ。とか。

狂ったようなものが朝に来る時。

朝方、激しい雨の音に目が覚める。
雨だけでなく風も強い音がする。

朝方の雨は、日が昇るころにはたいがい止んでしまうが、もしこのまま止まなかったら、と思うと、変に頭が冴えてしまう。

地震にしろ、洪水にしろ、こんなふうにいきなり来るんだろうな。

こんなふうに、予告もなく狂ったようなものが朝に来て、日常は簡単になぎ倒されてしまうのだろうな。

そういえば昨日は原爆の日だったか。

残ったスイカを早めに食べておかないと。

 7th August 2017 wrote

夏の草刈り。

草が茫々と茂った庭をなんとか草刈りする。

とりあえず、盛夏に一回でも草刈りをしたら、なんとなく猛暑に勝ったような気がする。

拾った数珠玉の実をばらまいてたら、ものすごく繁殖し、二メートルを超える巨大数珠の草、とゆうより木が林立した状態になっていたのをバッサバッサと刈り倒したので、スッキリなった。

それにしても植物は土と水と太陽の光だけでこんなに大きくなる。草刈りしただけで、勝ったのどうのと喜んでいる自分は本当に小さい生物だ。

台風過ぎてまた暑くなった。引っ越したい。

台風5号は、結局歴代3位の長期台風になったそうだ。
せっかく応援していたのに、一位になれなくて残念であった。

台風のときは風が吹いて涼しかったのだが、台風が過ぎたら、とたんに蒸し暑くなってたまらん。
冷房のきいた車に乗っていて、車から降りたとたんむわっときて、メガネがくもって真っ白になる、というマヌケな目にあうのも悲しい。

それにしてもつくずく鹿児島の夏は長い、まだまだ8月初旬、夏の折り返し点だ。10月の半ばごろまで暑いのを覚悟しないといけない。

今年も結局火を落とせず、私の夏休みは無効だ。
あまりに暑くてダラダラと休み休み作っているから数も取れず、いっそ火を落として休んだほうが体にも、フトコロにも、セイシンにもいいのだが、人から頼まれると安請け合いする我が貧乏性がなさけない。

でももし、鹿児島で、暑いから、といって窯の火を落としていたら、7月、8月、9月、10月初めごろまで、夏休みを取らねばやってらんないから、たちまち貧乏が過酷な事になり、娘を売る事態にもなりかねない。

いっそ夏だけでも仕事のしやすい所に引っ越そうか、と本気で考えている。

先が見えた台風5号(NORU)

やきもき、させてくれた台風5号だが、今朝8月6日起きてみると、まだ屋久島にいるではないか。

しかし中心気圧は、970hpa、進路も東を向き出したので、こちら(薩摩半島、西岸側)に来るセンは無くなった。

 sc2017-08-06 6.58.34 AM 2

どうしてこんなに遅いのか、高層天気図を見てみると、

 sc2017-08-06 6.58.34 AM

まるでオムスビの中の梅干のように、高気圧Hにギュッと取り込まれた台風Lがいる。

これでは、もう瓶の中の嵐のようなもの、先が見えてきた。

ちなみに今現在、滞在していると思われる屋久島空港の気象を見てみると、

西北西の風、風速14.8メートル、気圧972.7hpa、と、大した風でもない。

このまま行けばだんだん気圧も上がり、やがて温帯低気圧になるだろう。

ただ、東と、南側に大きな雨雲をかかえているようなので、これから進路に当たる所は、雨に警戒する必要がある。

この台風5号(ノルー)は、今日6日9時で、発生してからの長さが、歴代4位になるらしい。
9日午後9時まで、台風として存在していれば、歴代一位となるらしい。

ここまで見てきたから、どうせなら一位になってほしいが、高気圧を抜けたら、スピードは一気に上がるだろうから、ちょっと無理かな。

参考リンク

気象庁 空港の気象

気象庁 高層天気図 

Joint Typhoon Warning Center (JTWC) ハワイの米軍合同台風警報センター

台風5号 ノルーはどうなる?

さてさて、まだ来ませんがどうしたのでしょうか?

台風5号ノルーさん。

こっちは買い出しも済ませ、籠城準備完了です。

相変わらずでかいですが、中心気圧は960hpaにまで上がり、中心付近の雲もだいぶゆるけた感じになってきました。
台風の目がでかくなった、と言うより、括約筋がゆるくなって、時々おもらししそうな感じ。

しかも動きは「ほとんど停滞」。

なぜだろう?

と、気象庁発表の上空の天気図を見てみる。

 sc 2017-08-04 18.42.11

おっと、西日本に覆いかぶさるように張り出した高気圧H(これが7月に猛暑をもたらしたチベット高気圧か?)と、オムスビようの小さめの太平洋高気圧Hにはさまれ、ずうたいの大きさの割に縮こまっている台風Lが見える。

まるで2つの家庭に挟まれ、どうにも身動きできなくなった、モウロクジジイ、いや欲ボケ主婦の不倫姿のようではないか。
(台風って女性名詞だったかな?)

そうゆう事で、だいぶ情けなくなったので、警戒レベルは、

やばい>大したこと無い。 でゆうと 3>7と、だいぶ危険度は下がった。

しかしまだ、停滞している付近の海水温度は、まだ高いので、油断は禁物。

以下参考リンク

気象庁 高層天気図。

気象庁 日別海面温度。