やっぱり鹿児島は暖かい。

鹿児島に帰って来たら急に暖かい。

今日など20度越え。間違えて桜が咲くのではないかと心配になる。

山の家に作る予定のロケットストーブも要らなくなるのではと思う程、暖かい。

ネットをボーと見てたら広島県三次市(みよしし)で、自作薪ストーブの大会が3月にあるらしく、とても行きたくなる。

http://iamstove.tumblr.com/

【おいしい、暖かい、面白い、気持ちいい
“平和な暮らしのための手作りストーブ祭り”

薪を利用した暮らしが、今再び注目されています。
2011年3月の福島原発事故以来、エネルギーや食べ物を自給したいと思う人達が増え続けています。
そんな人達にも役立つ知恵を共有しましょう。そして、韓国から火を扱う達人がやってきます。
日本と韓国、これからのエネルギーについての交流が始まります。】

薪や、ガス、灯油を燃焼させることは、語り尽くされてきた感があったが、ロケットストーブの登場で、まだまだ効率の良い燃焼について、いくらでも研究のしがいがあることが判り、最近また私も、炎好きの血が騒ぎ始めている。

吹きガラスを始めたのも、火が大好きで、自分で、窯を作り、火を自由に扱ってみたい、というのも理由の一つなのだ。

私がガラス窯をついた頃は、二次燃焼空気をうまく使うことが全盛の時代だった。

ところが、ロケットストーブは強い上昇気流を使って、効率よく燃料を燃やそう。という考え方が、基本になっており、二次燃焼は二の次という感じである。

どちらが良いのか?というと、ケース・バイ・ケースで、要は作ってみんとわからん。ということだ。

しかし、目指すところは一緒で、燃料を効率良く燃やし、発生した熱を再利用して、無駄のない燃焼行為を理想としている。

ほんの、2,30年前は、高度経済成長時代で、灯油だろうが、何だろうが、とにかくガンガン燃やしたもんの勝ち。だったのだが、今の時代の、燃焼をもっと良く考えてみよう、という流れは新しい燃焼の科学を生み出すだろう。

そう考えると、とても面白い。

(写真はその辺にあるもので作ってみたロケットストーブ壱号機。)

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天気がいいので太陽光発電。

梅雨明けした太陽がまぶしいので、太陽光パネルを日干しする。

座布団よりも小さいパネルなので気楽に干せるのがいい。

なまじ大きいと動かすのが面倒くさくなるが、この大きさだと、日当たりのいいところにすぐに動かせる。

朝と、真昼間と、夕方とではけっこう日当たりのいい場所が違う。

まめに動かすのもよし、いい加減でほっておくのもよし。

小さなバッテリーなのですぐに充電できてしまうし。

充電した電気は今のところLEDの作業灯に使用している。

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やっとこさ暖かくなると灯油も下がる。

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これが私のガラス小屋で一週間に消費する灯油の量である。(後ろのほうの白いドラム缶も含む)

作る物にもよるが一週間で350から400リットルの灯油を消費する。

師匠の所が2日で360リットルの消費だったから燃費的には私の窯はいい窯だと思う。

だがいくら燃費のいい窯を作っても、灯油価格がこう高くては焼け石に水、おじさんに焼酎であり、まったくムダなのだ。

先日灯油会社から連絡があって、ようやくリッター90円代に価格が下がった。

さぶいさぶいと言ってる時には円安だのなんのと、高かったのに、暖かくなったらやっぱり下がった。

円高の時は全然下がらなかったのに不思議なものだ。

どこにお金が流れてゆくのだろう。

人の足元を見るとはまさにこの事だが、あまりにあからさまも品がなさすぎる。

まるでテレビの電波仕様を変えたからテレビを買い換えろ、とうるさかったどこかの国のようだ。

資本主義も品性がなくなると下品主義だ。

これは上のほうから下品な思想が伝言されてくることによる結果である。

のたうちまわるがよい。

 

 

今日は楽しい検針日!冷蔵庫を替えたら電気代は下がるか?

やっと来ました。

九州電力の検針です。

先月1月18日に冷蔵庫を最近の消費電力の少ないヤツに替えました。

ドアを開けて、なんか美味しそうなのないかなー?と、探しても何もないのにむなしく探し続けていると、

「いいかげんにあきらめなさい!」

と、音とLEDの光で警告してくれるという、親切なヤツです。

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そして消費電力は以前の冷蔵庫と比べて約、半分という(数字上)節電ぶりです。

古い小さな冷蔵庫を無理して使うより、最近の節電タイプの大きめの冷蔵庫のほうが、電気代が安くなる。

と、まことしやかに言われていますが、

「どうせトウシバとかのインボーだろ」と私は、まゆつばでしたが調べてみたらどうも本当のようです。

ならば!

「九州電力にムダ銭は一銭たりとも払わなーい!」

ことを今の生きがいにしている私は、実践してみるしかありまっせん。

替えました。冷蔵庫。

 

で、今日が2月16日で、替えてから約一ヶ月たって、九州電力の検針が来ました。

さて!結果はいかん!?

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先月が、3,408円でしたので、千円近くムダ銭を払わないで済んだことになります。

完全に勝ったな、と誰にともなく自慢したくなりました。

(・・・・もとを取るのは何年後だよ?)

(・・・新型冷蔵庫は約8万でした。)

 

サスマタも進化するのだ。吹きガラスの重要な道具として。

さてみなさん。

お元気でお過ごしでしょうか?

よのなか、ますます悪くなっていくようですが、気にすることはありません。

世の中がどんどん良くなってゆく、というのが人としての希望的未来への理想なら、その気持ちを裏切るようなのが現実の世界だからです。

じゃによって、熱い希望が心の中にあるからこそ、それに反比例して、どうしようもない世の中に感じてしまうのはしょうがない事です。

さて、ブログを半ば強制的に移転してしまったので、やることが一気に増えてしまい、困ってしまっています。

で、とりあえずは前のブログのバックアップをやろうと、前のブログを見ていたら、サスマタの話が途中だったのを思い出しましたので、今日はその続きを。

醤油にどっぽりと浸して、仮焼きして使うと、グラスウールが長持ちすることをお話しましたが、そのほかに、私はこんな事をしています。

まず、作る製品のサイズによって、サスマタの開きを加減しないといかんのですが、ここを調節しやすいように、蝶ネジを締めたり緩めたりして、すぐに調節出来るようにしてあります。

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以前はサスマタの針金をぐいぐいと曲げて、調節していましたが、任意のサイズにするのに手こずったりしてましたし、また、ステンレスの針金にしていたため、酷使に耐えきれず、ある日ポキンと折れてしまいました。

ステンレスは鉄よりも強いような感じがしますが、実は何回も曲げたり延ばしたり、といった弾性が必要になるところには不向きだ、ということを知りました。

何回も曲げたり延ばしたりしていると、ある時、急にもろくなって、ぽき折れるのです。

このような使い方をするところには、ふつうの安い軟鉄の針金がベストなのですね。

ステンのほうが丈夫だからと、ステンにした私がオロカでした。師匠のところは軟鉄でした。

硬い金属は折れやすい、というのは日本刀の、硬くて切れ味はいいのだけど折れやすい玉鋼を柔らかな軟鉄でサンドイッチして作るという高度な技術を思い出せば、すぐに分かるはずなのに、自分がやってみると、そんな簡単な事に気づけないというのは情けないことですね。

それからもう一つのサスマタの工夫は、さまし炉に入れるときに見えやすいよう、懐中電灯をサスマタの手元のところにくくりつけてあります。

さまし炉というのは、出来上がった作品の歪をなくす為、500から530ぐらいの温度にキープしてある窯のことです。

作った作品は一旦この炉に入れて、翌日にかけてゆっくり常温まで冷ましていきます。

そうすることで割れにくいガラスにしていく大事な工程です。

さまし炉に出来上がった作品を入れるときには、大変、緊張するのですが、さまし炉の中はというのは五百度くらいで、まだ物体がそれ自体で熱を帯びて赤く発光し始める温度ではありませんので、中は暗く見えにくいのです。

(ぼんやりと赤くなりだすのは650度に近いくらいではないでしょうか。)

なので、さまし炉の中を確認するために明かりがいるのです。

冷蔵庫なら開けただけで明かりが点きますが、こいつはそうゆう訳にはいきませんので、私はサスマタの手元のところに懐中電灯をくくりつけて、さまし内部を照らせるようにしてあります。

 

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以前は単一電池を使ったクリプトン球のナショナル懐中電灯でしたが、最近LED電球のやつに親子亀乗せしました。

これが明るいのなんのって、最近のLED電球の進化にはびっくりしました。

単三電池を二本しか使っていないのに、今までの単一電池を四本使ったものより明るいのです。

しかも今までより明るさが長持ちします。

単一電池を4本も使っているのに、今までのはすぐに明るさが落ちてしまいましたが、LED電球は、本当に消費電力が少ないのでしょう、明るさがかなり持続する感じです。

ただLED電球は光が青っぽくて冷たい光なのが、居酒屋の裸電球の暖色系の光が好きな私としてはイマイチなのですが、こんだけエコロジカルなパフォーマンスを見せられては「まいりました」と言うほかありません。

これからはもうLEDでいきます。

みなさんもぜひ。