今、色壺に入っているのはラムネ色。
ラムネ瓶の色にしては濃いが、上に透明を巻くと丁度いい色になる。
最初下のほうにラムネ色を巻いたが、「あ、濃すぎたかな?」と思って、逆にしてみた。つまり、首にラムネ色、下の四角部分が透明である。
ところが、さまし窯から出してみると、そんなに濃くなかった。
意外といい感じである。
でもこれは一個しかない。
これがコインとか、切手とかだったら希少種で、ばかのように高い値段がつくのだが、作った本人が自らばか高い値段をつける訳にもいかず、残念。
希少と言えば、近ごろガラスの色原料を調べていたら、希少重金属が良く出てくるが、けっこう体に悪いらしい。セレンとかコバルトとか。
希少金属、つまりレアメタルだが、最近はますます希少になり、ガラスの原料価格もどんどん上がって困りものである。
特に「金」が高い。
もともと高いのだから、どこかの欲深な誰かが買い占めてとっくに市場から無くなっても不思議はない希少金属なのだから、まだ出回っているのがキセキなのかもしれない。
ちなみにウチにある希少食料、ポテチとか、甘いものとか、トマトとか、まれには削りたてのかつお節、などはあっという間になくなる。