台風19号、通称ヴォンフォンことスズメバチ君も何事もなく、過ぎ去ってくれた。
一時、900hpaまで、気圧が下がり、かなりな被害を覚悟したが、なんち事はなく、東シナ海、海上でまさしく雲散霧消してしまったようで、鹿児島の枕崎に上陸した時、こちらはそよ風ほどの風しか吹かなかった。
むしろ、沖縄あたりにいる時のほうが風が強かったという、変な台風であった。
多分、秋風がだいぶ涼しくなっていたので、秋風を吸い込んで、やる気を無くしたのだろう。
秋というのはそのように、人も台風も、静かにさせるものであろうか。
なんか思いつきで書いてるだけだが。
さて、福岡の風向さんでの展示会も中盤を過ぎました。
風向さんが、いろいろと写真を上げてくださっているので、見てください。
出来れば行ったほうがいいですね。
風向さん、ガラスの写真がかなり上手く、現物と、どっちがいいかと尋ねられると返事に窮します。
そのへんを確認する為にも、ぜひ行って下さい。
今回の展示会は、いつの間にか、「静か」さが通奏低音のようになっています。
思えば、生まれて初めてクマ素で展示会をした時、「森永君のガラスは静かなガラスである・・・」と紹介されましたが、本人としてはずいぶん、違和感を感じたものです。
なにせ、作っている時は、目を三角にし、息をゼイゼイゆわせながら、鬼のように作っているのです。
何人とも不用意に近づいたらいかんぞ、オーラを発しながら。
それで、出来たものが静けさを漂わせているとは、本人は大変、気抜けしたものです。
戦いの果ての静かさであるか。
と、納得したのではありますが。