「ヌスミ」とは? 職人言葉って面白いですね。

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さて、 今のところ休みなし更新中である。 昨日はこんなものを作った。   ところで。 小屋も窓が自然落下するようではもういけん。 改造することにしました! 落ちた出窓のところを増築してしまえば窓はいらなくなるからOK牧場だ!(古っ) まあそうゆう訳で、隣のとなりの大工さんにたのんで基礎の型枠作りをやる。 この角材で仕切ったところにサッシのスライドドアがはまる予定。 ここにサッシの外枠がはまる訳ですな。 建築用語で「ヌスミ」というそうです。 職人言葉って面白いですね。

 

(2014年3月20日)

追加で作業工程の写真を整理した記事を書きました。

「ヌスミ」とは?の作業工程写真をアップしときます。

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やっぱりガラスの写真はむずかしい。

あったかくなると、やることが色々多くなって大変忙しい。

ただでさえ、ガラスは暖かくなるとよく出る性質を持つので暖かくなると忙しくなるのだが、暖かくなると草は生えるし、苗は植えないといけないし、コタツは片付けないといけないし、と大変忙しくなる。

今日はDM用の写真を撮ろうとしたら、ピントが全然合ってなくてがく然とする。

今のカメラはオートフォーカスが当たり前というか、マニュアルでピントを合わせる機能がついていないのが当たり前だ。

このオートフォーカスでガラスにピントを合わせようとすると、ガラスは透明なせいか、カメラがどこにピントを合わせたらいいか戸惑うようで、あらぬところにピントがあって、肝心な物にピントが合わないのである。

やっぱり一眼レフカメラじゃないといけんのかな。

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NEWS! 鹿児島ガラス作家5人展、開催中。4月14日(日曜日)までです。お早めにどうぞ。

泡生地のいいところ、わるいところ。

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このところ泡ガラスをずっと作っている。

作っていて泡生地の以外な利点に今更ながら気がついた。

相変わらず窯は不調で、温度が上がらないのだが、泡にすると温度が上がらないほうが都合がいいのである。

泡生地にするとガラス生地が柔らかくなる。パンといっしょで泡がいっぱい入るとやわらかくなるので、低い温度でも成形しやすいのだ。

成形中に硬くなった作品をあぶり直すのにも、ふつうの透明なガラス生地に比べて、すぐに柔らかくなる感じがする。

アフガニスタンのヘラートというところで、薪をくべながら泡だらけのコップを作っているのを昔テレビで見たことがあるが、あれは温度の低い窯で、ガラスを作る合理的な方法だったのだ。

 

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ビンなどの再生ガラスを使って吹きガラスを作る時も泡生地にすることが多いのも同じ理由であろう。

さらに泡生地には不純物が入っていてもあまり目立たない。ポンテ離れがいい。などけっこういいところがあるのだ。

ただ泡生地のめんどうなところは、時間とともに泡がどんどん抜けていくので、同じ調子の作品を揃えるのがむずかしい。

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また、泡が抜けきった生地は気の抜けた炭酸水のようで面白くなくなる。なので泡が抜けたらまた重曹を入れて泡生地を作りなおさないといけないところが面倒くさい。

ルツボを2つとも泡生地にして、時間差で泡を作っておき、一方の泡が抜けたら、もう一方のルツボの泡生地を巻く、という時間差攻撃で作ったこともあるが、生地がなくなるまでずっと働き続けなくてはならなくて、このやり方を発明した自分を自分でうらみながら作ったこともあった。

 

 

パンみたいにふくらむガラスもあるのだ。

久しぶりに生地を泡生地にした。

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ひところヤイヤイと泡生地のガラスを作りたくっていたが、生地を作るのが少々めんどうなのもあって、いつの間にか普通の透明なガラスばかり作っていた。

重ソウを投入してぐーるぐーると真っ赤なガラスを鉄の棒でかき混ぜると泡生地の出来上がり。

泡の生地を作るのには熔けたガラスにいろいろ混ぜ込んでかき混ぜると泡生地になるのだが特に、アルカリ性のものがよくガラスに馴染む。

重ソウは、ふくれ菓子を作るのに使うくらいだから、熔けたガラスに混ぜるとほんの2,30グラムですごく泡立つ。

相当泡立つので、重曹を投入した直後のガラス生地は、まるでイースト菌が生きてる食パンのようにふくふくしている。

ふくふくしていて、とても巻き取れないので、しばらく落ち着かせてから作り始める。

出来上がったものは泡の分だけ少しだけ軽い。

別に目方で売っているわけでは無いのだが、膨らんだ分ちょっと得したのではないか?などど、せせこましいことを考える。

実際、同じ大きさの泡の入っていないグラスと比べると、持ち上げたとき、ふわりとした感じがする。

ふくれ菓子ならぬ、ふくれガラスになっている。

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更紗さんでの三人展始まりました。画像多数ですが行った気にならないでぜひ足を運んで下さいね。

霧島はもう桜が咲いています。

寒いところのほうが早いのでしょうか。

ギャラリー更紗さんで陶器の七尾夫妻と私のガラスの三人展で、きのうは搬入と展示でした。

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ギャラリー更紗さん。

霧島の高千穂牧場や霧島神宮の近くです。

すっかり春のぽかぽか陽気です。

 

 

こんな感じで展示しております。

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入口でみなさんをお迎え。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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お気に入りのピッチャーを窓際の棚に。

 

 

 

 

 

 

 

 

更紗さんは全面の窓から外光が入りますので、展示も外の陽気にあわせて春らしくなりました。

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いっちんのコーヒーカップもいい感じです。

 

 

 

mo_201303166この皿も新作ですね。
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窓際はこんな展示になりました。
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階段棚には一点ものを展示しました。
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全体の様子です。

 

 

 

しかし、行く前はこんな感じだったのですが、きちんと展示すると見栄えがするものです。
苦手な展示も最近すこ~し楽しくなって来ました。やっぱり慣れですかね。

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追記。業務連絡です。

詩子さん。今回のワイングラスはこんなヤツです。エアーツイストステムといって、空気の泡を線にして絡ませてあるのが、脚の部分に入っています。形はいろいろです。

(あ、それから王様のワイングラスがどれなのか全くわかりません。自分で記憶がないのです。パートナーによると、「何かに書いたの見たことある。」そうですが、私は全く思い出せません。よくあることです。何か手がかりを下さい。)

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吹きガラスのモールのコップ、ねじるのと、まっすぐなのとどっちがいいか?(旧ブログより)

以前、吹きガラスのモールについて少し書いたけど、今日はその続き。

このみっつのコップ、モールのすじ模様がねじってあったり、まっすぐだったりするけど、皆さんはねじったのと、まっすぐなのと、どっちが好きですか?

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実はそこのところが自分でも良くわからなくなってきたので比べて見るために、おんなじサイズで3パターンのモールコップを作ってみました。
写真が小さくてわかりにくいですね。

アップ写真を、まずは左のコップから。

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これはねじっていないですね。そしてこのコップは口から1センチ程のところに段差がついています。
実はこの段差は、吹きガラスの技法の特徴を象徴しているんです。

吹きガラスは、パイプの先に熔けたガラスを巻いて作っていきます。
そして大抵の場合、一回巻くだけでは作りたい製品の量に足りないので、二回、ものによっては三回巻いて作りたい量を調節します。

このサイズのコップぐらいだと大抵二回巻きで、口元の段差はその二回目を巻いたアトがこのようになる訳ですね。
二回目を巻く時に、一回目に巻いたガラス生地が、口元にだいたい1センチくらい残るように巻くことで残る「巻きぎわ」、をデザインとして利用する訳で、吹きガラスではよく使う技法です。

では、巻き際を残さない普通のデザインで二回目を巻く場合は、一回目の生地にどれぐらいかぶせて、二回目を巻いたらいいのか?

最初の頃は何も考えずにただひたすら吹き棹を突っ込んで巻いてくるのですが、ある時「で、どこまで突っ込んで巻けばいいのか?」と、ふとギモンに思う訳です。
ギモンを抱えつつも、とりあえずは作らないといかんので、一生懸命作ります。作っているうちにギモンは頭の片隅に行ってしまうので、そのうち忘れてしまいます。
でもまた、ある時ふっ、とまたそのギモンが湧いてきてしばらく悩みます。
悩むけど正解は出て来ません。

これはお風呂のお湯に漂っている湯垢状のものをつかもうとするも、ふわっと逃げられて、それを2,3回やってるうちどっか行ってしまい、最後の仕上げにもう一回お湯につかると又同じ形状の湯垢がふわふわと目の前に浮かんでいる。
とゆうのと、かなり似てますね。

実はその答えは何年かやってるうち自然と、とけてしまうのですが、ここで手っ取り早く正解を言っちゃいます。

何のことはなく、「作るものによって突っ込む深さを変え」ればいいのです。

モールのすじ模様をまっすぐにしたければ、さっきのコップのように一回目の生地を残して、半分ぐらい突っ込んで二回目の生地を巻きます。

逆にちょっとねじったモールにしたい時は、ほぼ突っ込んで巻いてきます。一回目の生地が2,3ミリ残るくらいでしょうか。こんな感じに仕上がります。

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これを更に突っ込んで、一回目の生地が完全にかぶるように巻いてくると、すごく細かくねじれたモールになります。

そして最後にこの段差がなく、まっすぐなモールのコップ。

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このコップ、シンプルで簡単そうに見えますが、実はここの三つのコップの中で一番難しいです。

なぜならば、一個目のコップの段差がついている部分を、なんらかの道具で、切り取ってしまうことで、このように仕上げるからです。

割とムリヤリ切り取ります。

工場などではローレッジという専用の切り離す機械を使いますので、そんなに難しくはないのですが、これを人間が手でやろうとすると、かなり無理やりな事になって、作っている時は「えーいくそー!」と10回ぐらい言わないと良いのができません。

とゆう訳で、私はどのコップが好きなのかというと。

やはり苦労して作った最後のコップが好きです。

シンプルなとこもいいですもんね。

 

 

「旧ブログより」小花瓶 吹きガラスの小さな花瓶を作りたくて。

吹きガラスの小さな花瓶を作りたくて。

 

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撮影  山之口 真一     デザインスタジオ

今度鹿児島市で開く展示会用の写真をスタジオで撮ってもらう。
さすがにプロの写真はいい。
デザイナーの方々も優秀な人が揃っていて良い葉書ができた。
とりあえず、メインの写真のみアップする。

2014/6/25 新ブログへ移す。

旧ブログより。ゴーシュが水を飲んだコップはどんなのだったのだろう? 2010年7月14日

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今回、光原社さんでの展示会にあたり「ゴーシュのコップ」のことを一言葉書に入れさせていただいた。

なかなか口に出して言うのも恥ずかしいので黙っていたが、私は独立してからずっと(あるいは吹きガラスを始めてからいつしか。)セロひきのゴーシュが家に帰ってきて、水を飲んだ時のようなコップを作りたい。と思ってきた。

はなはだバクゼンとしたイメージで、現実の答えは見つかりそうもないこの目標が果てのない制作の日々に合っていたのだろう。

私はこのイメージを抱き続け、いろいろなコップを作ってきた。

展示会をするにあたり店主の方から、案内のはがきに何か一言書いてみませんかと言われ、最初は辞退したのだが、今までのコップへの想いを人に伝えるよい機会かもしれぬと思い、一言伝えた。

(その内容を)断られなかったのは、店主の方のご厚意であろうが、おこがましくも一言入れさせていただいたおかげで、私の抱き続けてきたコップへのイメージを少しでも伝えることができるのではないか、と、嬉しく思っている。

こうゆうことはなかなか口では言えないことだから。

壊せないもの (旧ブログより)2010年7月10日

「昔作ったピッチャー」
これはちょっといかんかったなあ。と思いつつ、捨てるにはおしい、というのがたまにできる。
ちゃんとした作家のひとだったらぱーんと、割ってしまうのだろうけど私はそれができない。
だいたい家で使うことになるのだけど、そのうち「はて?どこがいかんかったけ?」・・・「なかなかよかのを作ったなあ。」と自画自賛していたりする。
物は使い出すと、別の道を歩き出すのではないかと思う。
どこに行くのか、もう作った人間でもわからない道を。
その尊厳があるからいったん作ったものはなかなか壊せない。でも壊すことも、ある。

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(追記)作ったものを壊すことは作った本人にしかできない(世に出す前であれば)。

従って、作った作品を残すことは作家の責任でもある。

旧ブログより。「ガラス作品集合。」2010年7月4日

ガラスの発色はなかなか不思議で、光の三原色と、色の三原色のどちらにいくか、混ぜてみないとよくわからない。

おおむね、色の三原色の法則があてはまり、たとえば、緑に青を混ぜると青緑になるのは確かだけど、なぜか緑に茶色を混ぜて明るい緑になったりする。

これは割と思った通りの発色になったので、うれしくて記念に写真を撮った。

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